21日の相場は、主力大型株に値下がりするものが多く、日経平均は0.3%、TOPIXは0.4%の値下がりとなった。JQ、2部、マザーズも小幅安。東証1部の売買代金は前日に続いて2兆円を超えたが、売買高は引き続き20億株を下回った。依然、活況には遠い状況が続いているわけである。

当道場銘柄は、高安まちまちだったが、質的には、引き続きいい方向に向かっているように思われる。

日本化学工業261円まであって259△2。10.11日に付けた259円の戻り高値をようやくと言うかついにと言うか、更新した。年初来高値は268円だが、これにあまり意味がないことは、前に書いた。つまり、本年1月第1週の4本値が264円、268円、226円、242円で、これ(268円)は昨年12月につけた294円からの下落過程で付けた株価だからである。言い換えれば、ここからの目標、節は294円ということになる。
10.03日以降5連騰、その後は、上げ・下げを1日おきに繰り返して来たわけだが、21日の上げで2連騰になった。出来高も前日比ほぼ倍増の66万株と10.04日の70万株以来の多さとなった。ここから3連騰=累計5連騰で275円~284円程度に到達、一息入れて294円挑戦というのが、私の希望的観測。

オエノンHD(推)は「下げない株」らしく前日の1円安から250△1と反発。前日比で、出来高は減少したが、貸借倍率は3.25倍(前日は3.89倍)と、さらに改善した。依然、為替は1ドル103円台と比較的円高な水準が続いており、1ドル125円想定も相まって、2016年12月期業績の大幅上方修正が期待できよう。
経常利益は前期14.22億円。今期予想は
会社 =15.00億円
四季報=23.00億円(前号は16.00億円)
普通、四季報予想が、これだけ大きく上方修正されれば、株価もそれなりに反応するものである。しかし四季報発売日の9.16日の株価は219円で寄り付き終値は220±0。出来高に至っては前日の4割弱というものだった。
実は8月中間決算が6.00億円予想に対し7.55億円で着地した(8.05日発表)時も株価は無反応だった。
こうしたことをどうみるかだが、基本的には、やはり投資家の不勉強とみる。書店に行っても四季報は昔ほど置いてないように思われる。日経新聞も読んでいない投資家が激増しているのではないか。掲示板で出て来る日経は電子版というのが通り相場だが、これは購入しているのではなくネットでみられる無料部分からの引用がほとんどと私は推測している。
やや自慢話になるが・・・・
私は、四季報を読むと言ってもただ読むのではない。前号と今号の2冊を並べながら読むのである。今期大増益予想でも前号と同じとか場合によっては前号比減額さえあるからである。こうした作業の大半をほぼ1日で8割がた(残念ながら情熱減、四季報のページ数増、チェック項目増等で10割は近年無理になっている)完了する。そうした中でオエノンは発掘したのである。逆に言えばこうしたことはしないのが普通だろうから、気付かずにいる投資家が大半かもしれないということである。

エコスは1186円まであって1183△13。まだまだ物足りないが、それでも、これで10.11日に付けた1176円を上回って来た。売買高水準の維持が条件になるが、1200円乗せから1235円(8.22日)が、次の目標になる。

UACJ(推)は316▼3。4連騰後の当然の一服だろう。前日比で、出来高は増、貸借倍率は低下(良化)。

【上場廃止基準抵触銘柄】
ご存知の方も多いと思うが、上場廃止基準抵触3銘柄が、21日、引け後(16時00分)そろって「事業の現状、今後の展開等について」と題するIR(「改善書」)を出した。
3社が同日同時刻に題名まで同一の「改善書」を出す、いかにも日本的やり方に違和感を覚えないでもないが、ここでは論じることではない。この3銘柄

3209 カネヨウ     65▼1
3409 北日本紡績   84▼3
3578 倉庫精練   114▼1

の株価が、今後どうなるかに興味があるわけである。
実は、私は、この3銘柄、1ヵ月くらい前から、この材料で、少しずつ買っている(ただし1銘柄は売り切った)。タイミングを測って推奨することも考えていた。ただ上場廃止になるリスク、出来高が少な過ぎるの2点から踏み切れずにいた。
「改善書」の提出期限は10月31日である。各社の提出は26日以降かと勝手に予測、場合によっては24日、25日にもどれか1銘柄を取り上げようかと思っていた。当てが外れ、24日には、株価も大きく動く可能性もある。
私は、本命がどれか迷っていたのだが、各社の「改善書」を読んで、ほぼ決断した。ただ、自身、買い増したいし、月曜の反応も読み難いので、本命銘柄の公表は差し控える。興味のある方は、各社の「改善書」を熟読、採点して、場合によっては買うのもいいだろう。
本命銘柄は、近々公表したいと考えている。ただしそれが正解かは分からない。

21日のNYダウは0.1%の小幅安。CME日経平均先物は50円(0.4%)高。為替は1ドル103.78円とやや円高。
相場環境はとりあえず中小型株にはいい。

10月23日 21時09分記
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