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2016.10.21
ソースネクスト、エコスの動きに注目
今日はごく簡単に。
20日は、これまでの反動で、主力大型株中心の、また業種別では、不動産や証券の上げが目立つという相場だった。
そういうわけで、当道場銘柄はまちまちの動きだった。
ソースネクストは、アメリカのSmileOnMyMac社と業務提携と、12時30分に発表したことも好感されたか、後場に入り一段高、557円まであって550△13。
UACJ(推)、日本化学工業、エラン(推)、アビスト(年初来高値更新)なども上げた。
一方、オエノン(推)は1円安と一服。TOKAI HD、エレコム、ビジョン、ハビックスなども下げた。
注目すべきはエコスの動きで1170△35と大幅高。出来高も急増した。20日はゲンキーが1Qの好決算を好感、大引けまで寄らず、最後は5010△700のストップ高比例配分となった。このほかライフコーポレーションなども連日の年初来高値更新となっている。さすがにこういう割高銘柄がなお大きく上げているのを見せられ続けると、エコスの割安の異常さに気付く投資家も徐々に増えて来るということか。なお楽観はできないが、今度こそ、大きく見直されるかもしれない。
日本化学工業は、引け新値だが、いよいよ259円の戻り高値更新から新局面入りとなりそうだ。
オエノンは上げ続けていたわけだがこの1円安をてこに再び連騰入りが期待される。そろそろ上昇加速がみられるかもしれない。
NYダウ、小幅安でもあり、21日は再び中小型株優位の相場になるか。
10月21日 1時05分記
20日は、これまでの反動で、主力大型株中心の、また業種別では、不動産や証券の上げが目立つという相場だった。
そういうわけで、当道場銘柄はまちまちの動きだった。
ソースネクストは、アメリカのSmileOnMyMac社と業務提携と、12時30分に発表したことも好感されたか、後場に入り一段高、557円まであって550△13。
UACJ(推)、日本化学工業、エラン(推)、アビスト(年初来高値更新)なども上げた。
一方、オエノン(推)は1円安と一服。TOKAI HD、エレコム、ビジョン、ハビックスなども下げた。
注目すべきはエコスの動きで1170△35と大幅高。出来高も急増した。20日はゲンキーが1Qの好決算を好感、大引けまで寄らず、最後は5010△700のストップ高比例配分となった。このほかライフコーポレーションなども連日の年初来高値更新となっている。さすがにこういう割高銘柄がなお大きく上げているのを見せられ続けると、エコスの割安の異常さに気付く投資家も徐々に増えて来るということか。なお楽観はできないが、今度こそ、大きく見直されるかもしれない。
日本化学工業は、引け新値だが、いよいよ259円の戻り高値更新から新局面入りとなりそうだ。
オエノンは上げ続けていたわけだがこの1円安をてこに再び連騰入りが期待される。そろそろ上昇加速がみられるかもしれない。
NYダウ、小幅安でもあり、21日は再び中小型株優位の相場になるか。
10月21日 1時05分記
鎌倉雄介
> エレコム さん。
確かに、ここ来てエレコムの動きの悪さが際立ちます。
確たる理由がはっきりしないので、確たることも言えませんが・・・
以下は考えうる理由。
①7月22日、25日での大商いで作ったしこり
特に25日は高値3100円まであって終値は2625▼335で、出来高205万株余
ちなみに10.21日は12.7万株。
②円高メリット銘柄のはずが4-6月期決算で為替差損を計上(営業利益より
経常利益が少ないのはこのため。為替ヘッジをしたためと思われる)=このため
4-6月期の増益率は、通期予想の増益率(8.9%)比で、営業利益(27.5%)は
大幅に上回るのに経常利益(%10.9%)ではわずかに上回ったに過ぎない。
通期決算でも、この影響で、せいぜい会社予想をわずかに上回る程度、下手をすると
下回る恐れもあるのではという懸念。
というわけで、ここは微妙なところか。この下げで、下値もしれていると思いますが、
さりとて大きく戻れるかというと、この動きからすると、それもやや期待薄か
とみるのが、常識的みかたであろうと思います。
確かに、ここ来てエレコムの動きの悪さが際立ちます。
確たる理由がはっきりしないので、確たることも言えませんが・・・
以下は考えうる理由。
①7月22日、25日での大商いで作ったしこり
特に25日は高値3100円まであって終値は2625▼335で、出来高205万株余
ちなみに10.21日は12.7万株。
②円高メリット銘柄のはずが4-6月期決算で為替差損を計上(営業利益より
経常利益が少ないのはこのため。為替ヘッジをしたためと思われる)=このため
4-6月期の増益率は、通期予想の増益率(8.9%)比で、営業利益(27.5%)は
大幅に上回るのに経常利益(%10.9%)ではわずかに上回ったに過ぎない。
通期決算でも、この影響で、せいぜい会社予想をわずかに上回る程度、下手をすると
下回る恐れもあるのではという懸念。
というわけで、ここは微妙なところか。この下げで、下値もしれていると思いますが、
さりとて大きく戻れるかというと、この動きからすると、それもやや期待薄か
とみるのが、常識的みかたであろうと思います。
2016/10/23 Sun 19:07 URL [ Edit ]
株ビギナー
先生が書かれている為替ヘッジについてご教示ください。
8.9にリリースされた、個人投資家向け説明会資料(平成28年8月開催)のP.35に、営業外収益の減少という項目があり、マイナス2億円が計上されています。この事を為替ヘッジと呼ばれていますか?もしこの項目であれば、外貨預金評価なので、7-9月(とそれ以降)に影響はない、むしろ円安になればプラスになると思うのですが、いかがでしょうか。
8.9にリリースされた、個人投資家向け説明会資料(平成28年8月開催)のP.35に、営業外収益の減少という項目があり、マイナス2億円が計上されています。この事を為替ヘッジと呼ばれていますか?もしこの項目であれば、外貨預金評価なので、7-9月(とそれ以降)に影響はない、むしろ円安になればプラスになると思うのですが、いかがでしょうか。
2016/10/23 Sun 23:14 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> 株ビギナーさん。
営業外収益の言集≒為替ヘッジという理解で結構です。
ただ株ビギナーさんは全く誤解と言うか勘違いされているのではと思います。
エレコムは、有数の円高メリット銘柄(四季報2016年1集では1円円安で
営業利益2.1億円のマイナス)とされていました。
つまり、本年前半の急激な円高で利益は増えるはずだったわけです。
しかし決算では営業外収益の赤字が出た=為替ヘッジとして外貨預金
=ドル建てか=を大量に保有、これの評価損が出たということでしょう。
この外貨預金をそのまま保有しているなら、円高がさらに進むと、さらに
為替差損発生もありうるわけです(円安になれば逆)。
いずれにせよ、なお為替が不安要因としてあり、史上はそれを不安視して
いるのかもしれないというのが、私の書いたことです。
この方面、私は専門ではないので、あまり自信はなく、ためにあまり書きたくないの
ですが、行きがかり上、書かざるを得ず書いているので、恐縮ながら、その辺も
ご了承のうえ、読んでいただければと思います。
念のため捕捉すると、エレコムは外貨預金等せず、放っておけば為替差益が発生したのに、
外貨預金をしたために為替差損が発生したわけです。
営業外収益の言集≒為替ヘッジという理解で結構です。
ただ株ビギナーさんは全く誤解と言うか勘違いされているのではと思います。
エレコムは、有数の円高メリット銘柄(四季報2016年1集では1円円安で
営業利益2.1億円のマイナス)とされていました。
つまり、本年前半の急激な円高で利益は増えるはずだったわけです。
しかし決算では営業外収益の赤字が出た=為替ヘッジとして外貨預金
=ドル建てか=を大量に保有、これの評価損が出たということでしょう。
この外貨預金をそのまま保有しているなら、円高がさらに進むと、さらに
為替差損発生もありうるわけです(円安になれば逆)。
いずれにせよ、なお為替が不安要因としてあり、史上はそれを不安視して
いるのかもしれないというのが、私の書いたことです。
この方面、私は専門ではないので、あまり自信はなく、ためにあまり書きたくないの
ですが、行きがかり上、書かざるを得ず書いているので、恐縮ながら、その辺も
ご了承のうえ、読んでいただければと思います。
念のため捕捉すると、エレコムは外貨預金等せず、放っておけば為替差益が発生したのに、
外貨預金をしたために為替差損が発生したわけです。
2016/10/23 Sun 23:34 URL [ Edit ]
株ビギナー
ご説明誠にありがとうございました。
前年同期比で考えてみると、外貨預金評価損は7-9月(とそれ以降)は発生しますね。失礼しました。
前年同期比で考えてみると、外貨預金評価損は7-9月(とそれ以降)は発生しますね。失礼しました。
2016/10/24 Mon 00:36 URL [ Edit ]
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