28日の相場は日経平均で1.3%(219円)、TOPIXも1.4%の大幅安となった。日経平均の場合、配当分が115円程度あった模様なので、実質の下げは104円前後である。これでも、前日のNYダウ133ドル(0.7%)だったことからして下げ過ぎの感が強い。前日、やや不自然な動きで大幅安から結局上げて終わったことの反動が出たということだろう。

金融(証券、保険、銀行)を筆頭に主力大型株は軒並み安だった。小型株の下げは比較的小さかった。最近、こういう動きが目立つが、これには日銀によるETF(上場投信)の買い入れの中心を、これまでの日経平均連動型からTOPIX連動型に移す方針を明らかにしたことが、影響していると思われる。なお、日経平均連動型からTOPIX連動型にすればいいということは、1ヵ月半前に書いていることである(「ファストリの株価を考える」=8.14日付け)。

>日銀が上場投信を買うというのは、これにより、日経平均なりTOPIXが上昇することを期待してのわけだが、結果は、日経平均のみ突出して上げるという困った事態を生み出したわけである。ならば、買う対象をもっと工夫すればよさそうなものだが、日銀なり、そのアドバイス機関に株式投資にそう造詣の深い方がいないであろうから、そうはならないわけである。

日銀が、低PER銘柄等、企業価値と比し割安な銘柄を買うという基本方針を公表、何らかの手を打てばいいわけである。少なくとも日経平均連動型投信より東証株価指数(TOPIX)連動型投信を買い対象のメインにすれば、多少は現在の異常事態は改善する。それでも、この場合、時価総額上位銘柄=大型株偏重になるから、中小型株にも恩恵をと考えるなら、単純平均株価連動型投信を買えばいいわけだが、おそらくそういう投信はない。

値上がり率上位には、コカコーラ・ウェスト、神戸物産、薬王堂、寿スピリッツ、クスリのアオキなど、内需系の食品、ドラッグなどが多く顔を出した。一時、明治HD売り、トヨタ買いだ、などという人がいたが、円高傾向もあって、再度逆回転の動きが出てきたわけだが、今後もそうかはまだ判断できない。

JQは小幅安、2部、マザーズは小幅高だった。
いずれにせよ、日銀の方針変更もあって、今後は中小型株にやや有利な相場になるかもしれない。

当道場銘柄は、比較的堅調なものが多かった。
エラン(推)、MCJ、ビジョンは上げた。
日本化学工業、エレコムは変わらずだったが、配当分だけ上げたことになる(日本化学工業3円、エレコム20円)。
UACJ(推)、放電精密は下げた。

TOKAI HDは665▼5だったが配当分11円があるので、実質6円高ということになる。前日の日証金での貸し株残急増は優待がらみの特殊要因によるものだったようだが、株価は連日のように上げ(9.12日以来14勝3敗。28日は「勝ち」と計算)戻り高値更新中だ。株価が上がると取り組みがよくなるのが普通だ。早晩再び好取組に復帰、709円の年初来高値更新から一段高といコースを想定して、取り組みたい。

9月28日 23時08分記
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