26日の相場は、日経平均、TOPIXとも1%を超える下げとなった。日経平均は209円安。
先週末のNYダウが131ドル(0.7%)安となり、原油安、円高も響いた。後場後半、黒田日銀総裁が「マイナス金利深堀り」と発言したことが伝わると下げ幅を拡大した。2部、JQは小幅高。

当道場銘柄は、比較的堅調だった。
「新四季報から発掘した妙味株」は、ハビックス1030△32、昭和真空1037△13、TOKAI666△2などが上げた。TKC3020▼120、丸和運輸機関2362▼13などは下げたが、ここ大きく上げた反動だろう、。ビジョン1684△34、放電精密936△7なども上げた。
MCJ、夢テクノロジーなど、動きのいい銘柄は上げたが、UACJ(推)、エラン(推)エレコムなどは下げた。

現在NYダウは141ドル(0.8%)安、CME日経平均先物も配当分を考慮しても120円程度の下げとなっている。どうも、なおすっきりしない相場が続きそうな雰囲気だ。アメリカの大統領選が佳境だが、ヒラリー、トランプ、どちらが当選しても円高が進みそうとか、ヒラリーの場合の方が一段と円高かなど、日本株の先行きにいい材料ではなさそうなことも気がかりだ。

今後はなお円高傾向継続とみた方がよさそうで、そういう前提で銘柄も選定したい。
石光商事を円高メリット銘柄として、前に推奨したら、逆に為替差損発生でひどいことになったのは反省材料だが、実は、大半のとさえ言いたくなるくらい、いわゆる円高メリット銘柄が、直近の決算で、為替差損(デリバティブ取引によるもの)を出すという皮肉な結果となっている。ここ大幅高となっている神戸物産なども営業利益は大増益予想にも関わらず、経常利益では減益予想なのはこのためだ。
そこで、狙いたいのは、円高メリット銘柄であり、かつデリバティブ取引などをやっていなくて現実でも円高メリットを享受しそうな銘柄だ。
ただし、相場環境がよろしくないので、持ち高は増やさず、むしろ減らし気味に管理すべきだと言っておきたい。

日本化学工業=「円高で輸入原料安プラス。」(四季報)とある。この会社、経常利益は営業利益を少し下回るのが常だ。4-6月期決算でもほぼそうなっているので、デリバティブ取引等による為替差損はほとんど心配しなくて良さそうだ。
4-6月期の経常利益は前年同期の8.5億円を27.3%上回る10.82億円だった。通期予想は会社は前年同期比1.4%の微増益予想。四季報は16.1%の増益予想だ。4-6月期のペースでいけば、会社予想を大きく上回るのはもちろん、四季報予想をもかなり上回ることになる。

TOKAI=ガス会社なので、円高は、とりあえずプラス(先行して為替差益が入るが、いずれは料金値下げなどで還元するので、トータルでは±ゼロ)。為替ヘッジなどはする必要がないので為替差損の発生の懸念もない。
4-6月期業績は絶好調で、経常利益は29.00億円(前年同期は16.49億円)の大増益で会社計画を5億円程度上回ったという観測もある。しかし会社予想、四季報予想とも、通期の経常利益予想は当初の118.00億円から変更されていない。1Qで上回ったらしい5億円、もしくは通期でその4倍として20億円を加算すれば、通期の経常利益は123億円~138億円となる。いずれにせよ、通期業績予想は大幅に上方修正されることを期待して、ここは買いだろう。
内外環境不透明な今の地合いにぴったりの銘柄とみる。

9月27日 0時33分記

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