2016.08.23 UACJ
5741 UACJ(東証1部)
株価=305▼13(08月23日終値)   
出来高=331万7000株(07月20日) (売買単位=1000株)
PER=8.3倍(来期=2018年3月期予想実質値) 
02月12日=196円~321円=08月19日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

8.18日付けで「期待している銘柄」として取り上げている(8.17日終値は292△8)。その後も、継続して取り上げているので、すでに仕込み済みの方もそれなりにあろう。8.16日から19日まで4連騰して19日には321円まであった。やや上げピッチが速いので、推奨はせず、押し目を待っていたわけだが、22日に2円安した後の23日は急落、297▼21まであって終値は305▼13。これは願ってもないグッドタイミングなので、ここで推奨するわけである。

材料については、長らくお待たせしているので、これ以上はお待たせするのはどうかと思い、とりあえず、ごく簡単に書くこととする。
日経新聞の8.05日付け朝刊1面に、自動車の軽量化に関する記事が掲載されている。軽量化の主役の一つとして「アルミ」が大きく取り上げられ、ここにUACJの社名も出て来る。
ところが、8.05日の同社の株価は279△4と、ほとんど上げていない。出来高も404万株で前日の314万株より多いとはいえ、前々日が894万株だったことを考えると、大したことはない。
要するに、日経の記事は、ほとんど株価・出来高に影響しなかったとみていいだろう。これは実は、そう珍しいことではない。拙著にも書いたが、株式関係の欄・ページではない記事の場合、時にこういうことが起き、だからこそ面白い、狙い目になることがあるのである。これは週刊誌等の記事などでも起こりうる。

詳しくは、後日書くとして、要するに、自動車軽量化という世界的な大潮流の中で、主役の一つになるのが「アルミ」である。現在、ほとんど鉄で作られ、トヨタやVWがトップに君臨する自動車だが、今後は、勢力図が一変する可能性がある。鉄の使用量は漸減、アルミや炭素繊維が多用されることになろう。また、メーカーにしても、テスラモーターズの快進撃を見ていると、トヨタやVWが今後も現在の地位を維持できるか、誰も明確な展望を持ちえないだろう。
いずれにせよ、大きな地殻変動も起こりうる環境下でも、大きく伸びることがほぼ確実なのが「アルミ」である。どのメーカーが伸びようと、トータルでみて、自動車軽量化は必須の命題であり、各社、アルミの使用量を増やすことが、ほぼ確実だからである。

UACJの業績見通しについて書いておこう。
経常利益は2016年3月期、120.1億円だった。アルミ価格下落による在庫評価損で大減益になったのである。しかし今期2017年3月期はアルミ市況の回復もあって200.0億円に急回復する見通しである。
そして注目すべきは来期以降は一段と業績向上が見込めるということである。
2018年3月期について四季報は215億円予想だ。
QUICKコンセンサスは、さらに強気の予想だ。
2017年3月期=204.8憶円
2018年3月期=281.2億円
2019年3月期=325.5憶円
QUICKコンセンサスの予想は、やや強気すぎるきらいがあるのは頭に入れておくべきだが、それでも、これは5社平均の予想である。それで、これだけの数字が出ているということは、いかに、UACJの自動車向けアルミ事業が評価されているかということだろう。
ちなみに、この場合、2019年3月期の1株利益は名目でも40.1円、実質では45.7円に達する。実質PERは6.7倍に過ぎない。

8月23日 23時18分記
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