09日の相場は、トヨタが反落するなど、さしもの主力優良株買いもやや勢いが弱まり、中小型株にも買いが回り、循環物色の様相になって来た。前稿で連続安が続いている銘柄として挙げた大成建、アトラ、寿スピリッツは、そろって反発した。

エレコム(推)は安寄り後反発、2356△128と大幅高となった。任天堂、サノヤスなどポケモンGO関連で買われた銘柄が急伸したのも好影響を及ぼしたとみられる。

エラン(推)も1284△42と反発した。空売りがさらに増え、貸借倍率は2.98倍→2.28倍に改善した。10日に中間期(1-6月期)決算の発表があるわけだが、これは6.22日に経常利益では2.8億円→3.4億円に上方修正済みだ。こういう場合、実際の決算数字がこの数字(3.4憶円)を下回ることは、ほとんどないと言っていいくらいだ。日本の経営者は下方修正を極端に嫌うので、あらかじめごく控え目な数字を出しておくからだと思われる。
というわけで、10日の数字は3.4億円を上回るとは、かなりの高確率で言えようが、どの程度上回れるか、市場の期待以上の数字になるかが注目点だ。

ベルーナ(推)は、7月に付けた年初来高値に迫っていたわけだが、これを一気に更新、693円まであって690△42と急伸した(東証1部値上がり率27位)。営業利益は大幅増益だったものの、経常利益、純利益は大幅赤字という衝撃の決算で急落したのが8.01日。それが年初来高値更新となるのだから、相場は分からない。
私は、ここ戻ったところをそれなりに売ったが、08日、09日と強い動きなので、方針転換、09日年初来高値接近の様相になって来たところから、少しと言うかかなりと言うか買った。年初来高値吸い寄せ理論の実践である。取り組みも良くなっており(日証金の貸借倍率は0.61倍)、あの決算でふるい落としも完了しているのが良く、ここからがおいしい局面になりそうな予感がする。

現在、アメリカ株はNYダウは史上最高値にあと10ドル余りに迫り、NQは再び最高値更新となっている。ヨーロッパ各国株も軒並み高で終えている。しかし円相場が現在1ドル101.94円と、再び102円割れと円高になって来たことで、日経平均先物・大証夜間は75円安となっている。
このまま行けば、10日は、輸出関連は売られ、下げ過ぎ感の台頭しそうな内需株に見直し買いが入るという展開が期待される。

8月10日 0時21分記
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