05日のアメリカ株はNYダウが191ドル(1.0%)高して、史上最高値にあと50ドルに迫り、NQも1.0%高で史上最高値を1年ぶりに更新した。円相場も101円台後半まで円安が進んだ(NY外為)。
こういう状況で、08日の日本株は急騰した。日経平均は2.4%、TOPIXも2.0%上げた。
東証1部と逆相関のことが結構多いマザーズは3.1%安と急落した。JQ、2部は0.2%前後の小幅高。
日経平均は、この日の最高値に近い水準で終えたわけだが、JQやマザーズは最安値に近い水準で終えている。これが、最近よくみられる傾向でもあるわけだ。

というわけで、依然、主力大型株、輸出関連優位の展開が続いている。大成建設、アトラは6連続安、寿スピリッツも5連続安となるなど、内需株には泥沼にはまった感のある銘柄も珍しくない。
ただ、一方、この日は内需の値嵩株などには急騰するものも目立った。
かどや3250△245、ケンコーマヨネーズ2864△178、六甲バター2303△211、薬王堂5330△190、アイビー化粧品673△100などである。これらに共通するのは、比較的最近業績の上方修正を発表していることである。

内需株を売って輸出関連を買うという怒涛のような流れが、なお続いているようだが、これが成功するかどうかは微妙だろうとは、すでに書いたとおりである。出遅れて動くと最悪である。とは言え、もうはまだなりという格言もあり、やはり微妙と言うしかない。

エレコム(推)は2282△139と大幅高で寄り、直後に2284円を付けたが、これが高値となり、2200円まであって終値は2228△85。隔靴掻痒と言うかいらいらさせる値動きが続くが、基本的には13週移動平均線を瞬間割り込んだだけで反発、ここからは13週線を下支えに上昇波動に復帰とみる(現在の13週移動平均は2191.1円)。この銘柄も、実質的に上方修正銘柄である。
なおJPX400採用銘柄はおおむね堅調で、値上がり率1位は東京TYFG(東証1部で11位)、同2位は東急建設(同14位)、同3位は竹内製作(同23位)だった。このように東証1部全体で見ても値上がり率上位に入っているのだから、インパクトは、かなりのものがあったと言っていいだろう。この面から、エレコムも見直されるかもしれない。

エラン(推)の決算発表が、いよいよ10日にある。
現在発表中の決算の多くは3月決算会社の第1四半期決算(4-6月期)のわけで、これがかなりいい数字でも通期業績の上方修正はまずない。しかし、12月決算会社の場合は、第2四半期決算=中間期決算(1-6月期)である。このため、通期の上方修正もそれなりにある。実際六甲バターは中間期の経常利益が19.7億円予想に対し21.65億円になり、通期予想37.8億円を47.3億円に上方修正、2303△211と急伸したわけである。
あわよくば、同じく12月決算会社のエランで、2匹目の泥鰌を、あまり期待せず待とう。
なお、エランは8.03日売買分から貸借銘柄(空売りもできる)に選定されたわけだが、03日の貸し株(空売り)残高が4300株だった。それがその後連日増加、08日は13800株。融資(信用買い)残高はほぼ横ばいが続き08日は41100株。貸借倍率は2.98倍まで改善している。10日(09日と何を血迷ったか誤記していたので訂正)、
好決算発表・急騰→空売り激増→貸借倍率1倍割れ→逆日歩発生→株価急騰
というのが獲らぬ狸の皮算用。

8月09日 0時21分記
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