相変わらず、分かり難い相場が続く。

騰落銘柄数は前日と大差なかったのだが、02日は主力株中心に大幅安となった。日経平均、TOPIXとも1.5%前後の下落だった。2部は小幅安、JQは小幅高、ここ強い動きのマザーズは2.0%高で3連騰。

決算発表銘柄は、引き続き激しい動きが目立つ。

8.01日、場中に発表したトリドールは01日、2645▼360と暴落、02日も2617▼28と続落した。01日、引け後発表の寿スピリッツは02日、2800▼405(安値は2758円)と暴落した。
詳述はしないが、両社とも、そう悪い決算だったわけではない。
あまりに酷い市場の反応にあせったか、寿スピリッツは「投資家が当社グループの業績見通しについて、誤った判断を生じる可能性があるため」として、連結子会社にしたフランセの営業利益が上期の赤字から下期は大幅な黒字になるという見通しを、暴落後の02日15時30分に公表したくらいである。会社にしてみれば、フランセについては、前日の決算短信でで「上半期の業績は下半期に比べ著しく低調な傾向があります。」とわざわざ説明しておいたのに、この株価の暴落はなんなんだという思いがあるのだろう。はたして03日の株価はどうなるか。

一方、ベルーナ(推)は、あのような決算のわりには、前日の下げは小さめだったが、02日は663△52と、前日の下げをほとんど埋めてしまった。9月末の優待狙いの買いかという見方があるが、やや説得力に欠ける。
02日の日経朝刊1面にセブン&アイが「ニッセンを完全子会社化」という記事がある。これがベルーナの株価に影響を与えた可能性があろう。この記事を受けてニッセンは02日126△30のストップ高となった。この記事の中に、セブン&アイはニッセンを完全子会社化した後、「リストラ策も検討するとみられる。」とある。
ニッセンはここ売り上げが急減中で、その分の多くをベルーナが獲得しているのでは、というのが私の見方だが、これで、この流れが一段と加速するかもしれない。「残存者利益」という言葉があるが、カタログ通販では、ニッセンのほか千趣会も売り上げを減らし気味であり、スクロールも低迷している。こういう状況で、ベルーナは残存者利益を一手に享受する形で売り上げ、利益とも大きく伸ばし独り勝ちのわけである。
なお、02日、引け後、ニッセンが決算を発表したが、惨憺たる内容だった。中間期の売り上げは前年同期比27%減、通期の予想経常損益は101.2億円という巨額赤字だった。セブン&アイとの株式交換比率もあって、PTSでは84.6▼41.4。

日本の経済対策が期待外れとか諸々の理由で、海外で円が買われ、現在1ドル101.03円。欧米各国株も下げている中、日経平均先物・大証夜間は、現在331円安となっている。1ドル100円割れも念頭に慎重に対処したい。
円高になると円高メリット銘柄も含め十把一絡げに売られる傾向が強かったわけだが、そろそろ円高メリット銘柄に目が向けられることを期待しよう。どう見ても売られ過ぎのエレコム(推)は、為替差益も加わって大幅増益が期待できよう。

8月03日 0時33分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/2546-ca7b0b16