ベルーナ(推)の決算は、売り上げ、営業利益はほぼ予定線のまずまずの数字だったのだが、経常利益、純利益が、それぞれ13.8億円、10.8億円の赤字という、とんでもないものだった。
「円高による為替関係損益が大幅なマイナスとなった為に損失を計上。」(決算補足資料)というが、本業で円高による巨額為替差損発生はあり得ず、結局、デリバティブ取引等によるものであろう。
通期予想は据え置いたが、これからの3四半期も本業は順調に稼ぐも第1四半期の為替関係損失分はそのまま残り、結局、かなりの減額修正に追い込まれる可能性が大とみるところだろう。
思い起こせば、こういう為替で火遊び、多額の損失計上(逆のケースももちろんあるが)というのは、オーナー経営の企業で、時にみられることであった。今さらこういうことに思い至っても遅すぎるが。
ただ、本業に徹すれば、来期は正常になり、実質1株利益は80円強になろう。為替がらみのこうした損失は一種の特損だから、一過性のものであり、一時的には売られるが、中期的には大した影響はないというのが、常識である。
PTSでは566円まであって575▼89(出来高700株)だが、前述の理由から、ここまで売られることはなかろう。超目先はともかく、それなりに戻す場面もあるのではないか。
会社は、「為替関係損益が大幅なマイナスとなった」理由を詳しく説明、今期見通し据え置きにした理由・根拠も、株主に説明する責任がある。早急に責任を果たしていただきたいものである。

かどや製油は5円安で始まり50円安まであったのには、いったいこの国の株式市場はどうなってるのかと思ったが、その後急反発、3300円まであって3230△125。
エレコム(推)は2303▼49まで下げる場面もあったが、2375△23と反発して引けた。もう十分下げているうえ、円高デメリット銘柄の任天堂さえ29日、反発した。円高で多大のメリットのあるエレコム(対ドル1円円高で+2.1億円)は、業績上方修正期待もあり、ここから期待できそうだ。おりしも、後述のように、また大きく円高になっても来た。今、TBSニュースバードBiz ストリートでモバイルバッテリーの売り上げが、ある家電量販店で前年同期比7~8倍という店員さんの話を報じていた。

日銀の追加緩和策が期待を下回る一方、アメリカの4-6月期GDP速報値は市場予想を大きく下回ったことで、NY外為市場で
円相場は1ドル102.03円と大幅に円高が進んだ。つれてCME日経平均先物も24円安となっている。

7月31日 23時59分記
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