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相場は、ついこの間までは、異様に強い展開だったが、ここに来て過熱感への警戒もあってか、22日以降、急失速、この3日間で日経平均は427円、2.54%の下落となった。ただ、この間、円相場が大きく円高になっており(107円前後から104円前後まで3円余、円高が進行)、結局、やはり日本株は円相場次第なのかもしれない。

その円相場に大きく影響するイベントが、これから日米である。
26日~27日=アメリカ・FOMC
28日~29日=日本・金融政策決定会合

FOMCで利上げに前向きな表現がみられるか、日銀の金融政策決定会合で市場が評価するような緩和策が打ち出されるか・またも空振りか
それぞれの政策次第で、大きく円相場が動く可能性があるわけで、覚悟しておく必要がある。今回は、日米とも、それなりにサプライズのある方針が出る可能性がある。

27日の相場は、円高進行もあって、主力株中心に大きく下げた。
当道場銘柄は比較的しっかりだった。
エラン(推)が大きく下げ、エコス(推)も下げたが、エレコム(推)、夢テクノロジー、かどや製油は上げた。

エレコムは、日経朝刊で「VR(仮想現実)機器事業」を本格展開と伝えられたことも好影響を与えたか、2744円まであって2688△63。引け後、会社から、この件に関する詳しいIRが出た。なおポケモンGO関連では、上げ過ぎのサノヤスは連続ストップ安となったが、任天堂は1.6%高となった。
前稿で「石」といったバッファロー、アイ・オー・データは反落、「木の葉」としたエレコムは上げたわけで、やはり結局はなるようになるということだろう。エレコムとメルコHDでも、一時は100円以上メルコの株価がエレコムの株価を上回ったが、終値では逆にエレコムが8円上回った。メルコの今回の自社株買いを考慮しても、業績の伸び・将来性からすれば、株価は最低でもエレコムが1割以上高くなくてはおかしいだろう。

かどや製油は3.15日に付けた3015円に迫っていて、ここ3000円に2000株?位のまとまった売りがずっと出ていて、早晩、これを一気に払って新高値とみていた。それで何回か言及したわけだが、26日は寄り付きで、この3000円の売りが一気に買われ3020△44の高値引けとなった。年初来高値吸い寄せ理論で買える動きだったわけである。これまで長らく揉んでいるので、ここからは軽快に上げるかもしれない。2013年5月に付けた3325円挑戦を期待しよう。

ベルーナ(推)は、結局1円安で引けたが、底堅い動きで出来高も2日連続で増加した。変わらずを挟んで3日続落だが高値圏で踏ん張っており、近々(うまくいけば27日にも)高値更新から700円台がわりが見られるかもしれない。

エランは板が薄いので値動きが荒っぽいが、強気堅持。8.10日が決算発表。
なお当道場銘柄の主な決算発表予定を示すと、
28日=かどや、29日=ベルーナ、8.04日=エレコム

7月27日 0時31分記
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