| Home |
2016.07.20
ベルーナ
9997 ベルーナ(東証1部)
株価=665△9(07月20日終値)
出来高=18万8500株(07月20日) (売買単位=100株)
PER=8.3倍(来期=2018年3月期予想実質値)
02月19日=486円~672円=01月04日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆
>「新四季報から発掘した妙味株」では、ベルーナも動きが良くなって来た。(前稿)
としたベルーナだが、これは、まだ買ってない方は、ここを買うのもいいという意味を込めてののことだが、買われた方はいるだろうか。20日は646円で寄り付き、安値は639▼17まであったので、絶好の仕込みチャンスだったわけである。
年初来高値672円にここ接近してきており、高値吸い寄せパワーの働く局面なのも、あのようなことを書いた理由であった。
20日は高値670円と、年初来高値にあと2円にまで迫ったが、一気に抜くことはせず665円で引けたわけである。まさにここは最後の買い場ということになりそうだ。
言うまでもなく、カタログ通販会社であり、50歳代から60歳代が主要顧客だ。
こう聞くと、アナログでやや時代遅れな冴えない会社をイメージされる方が多いだろう。
しかし実態はかなり違う。その辺のことは次回以降に譲るとして、ここでは、同業のニッセンとの比較をしてみよう。
実は以下のように比較してみると
ベルーナ=エレコム
ニッセン=メルコHD
ということになりそうなのである。
3.27日のエレコム推奨の記事で、
この2社(メルコとエレコム)を比較すると、面白いことが分かる。数字は売り上げ・経常利益。
として、以下の数字を示したことはご記憶の方も多いだろう。
2012年3月期 2017年3月期(予想)
メルコ 1173億円・71億円 890億円・59億円
エレコム 625億円・55億円 900億円・86億円
同様な比較をニッセンとベルーナでしてみよう。
2012年3月期 2018年3月期(予想)
ニッセン 1766億円・10億円 1450億円・▲27億円
ベルーナ 1103億円・72億円 1500億円・130億円
注=決算期はベルーナのもので、ニッセンは、2012年12月期と2017年12月期のものである。2017年12月期ではなく2018年12月期にすべきなのだが、予想数字がないこと等もあってこうしたことをお断りしておく。
この2つの表で言いたいのは、要するに、やや飽和的な市場でも、エレコム、ベルーナは競合他社のシェアを奪って売り上げ・業績を大きく伸ばしており、株価もそれに見合って、メルコ、ニッセンは冴えない中、エレコム、ベルーナは上昇基調にあるということである。
ついでに言えば、やはり同業の千趣会も売り上げは横ばいないし微減傾向で利益面はそれ以上に冴えない。ベルーナの独り勝ちだということである。
ベルーナの経常利益は2017年3月期は前期比55%増益見通しの110億円、18年3月期は18%増益の130億円予想。来期の予想実質PERは8.3倍に過ぎない。高値圏に来たとは言え年初来安値からは37%上昇したに過ぎない。
2015年8月に付けた779円高値がさしあたっての目標となろう。
7月20日 21時29分記
相場見通し等については、深夜に書く予定です。
株価=665△9(07月20日終値)
出来高=18万8500株(07月20日) (売買単位=100株)
PER=8.3倍(来期=2018年3月期予想実質値)
02月19日=486円~672円=01月04日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆
>「新四季報から発掘した妙味株」では、ベルーナも動きが良くなって来た。(前稿)
としたベルーナだが、これは、まだ買ってない方は、ここを買うのもいいという意味を込めてののことだが、買われた方はいるだろうか。20日は646円で寄り付き、安値は639▼17まであったので、絶好の仕込みチャンスだったわけである。
年初来高値672円にここ接近してきており、高値吸い寄せパワーの働く局面なのも、あのようなことを書いた理由であった。
20日は高値670円と、年初来高値にあと2円にまで迫ったが、一気に抜くことはせず665円で引けたわけである。まさにここは最後の買い場ということになりそうだ。
言うまでもなく、カタログ通販会社であり、50歳代から60歳代が主要顧客だ。
こう聞くと、アナログでやや時代遅れな冴えない会社をイメージされる方が多いだろう。
しかし実態はかなり違う。その辺のことは次回以降に譲るとして、ここでは、同業のニッセンとの比較をしてみよう。
実は以下のように比較してみると
ベルーナ=エレコム
ニッセン=メルコHD
ということになりそうなのである。
3.27日のエレコム推奨の記事で、
この2社(メルコとエレコム)を比較すると、面白いことが分かる。数字は売り上げ・経常利益。
として、以下の数字を示したことはご記憶の方も多いだろう。
2012年3月期 2017年3月期(予想)
メルコ 1173億円・71億円 890億円・59億円
エレコム 625億円・55億円 900億円・86億円
同様な比較をニッセンとベルーナでしてみよう。
2012年3月期 2018年3月期(予想)
ニッセン 1766億円・10億円 1450億円・▲27億円
ベルーナ 1103億円・72億円 1500億円・130億円
注=決算期はベルーナのもので、ニッセンは、2012年12月期と2017年12月期のものである。2017年12月期ではなく2018年12月期にすべきなのだが、予想数字がないこと等もあってこうしたことをお断りしておく。
この2つの表で言いたいのは、要するに、やや飽和的な市場でも、エレコム、ベルーナは競合他社のシェアを奪って売り上げ・業績を大きく伸ばしており、株価もそれに見合って、メルコ、ニッセンは冴えない中、エレコム、ベルーナは上昇基調にあるということである。
ついでに言えば、やはり同業の千趣会も売り上げは横ばいないし微減傾向で利益面はそれ以上に冴えない。ベルーナの独り勝ちだということである。
ベルーナの経常利益は2017年3月期は前期比55%増益見通しの110億円、18年3月期は18%増益の130億円予想。来期の予想実質PERは8.3倍に過ぎない。高値圏に来たとは言え年初来安値からは37%上昇したに過ぎない。
2015年8月に付けた779円高値がさしあたっての目標となろう。
7月20日 21時29分記
相場見通し等については、深夜に書く予定です。
| Home |