どうも最近の相場動向は、一方的に上げ下げどちらかに極端に偏り、読みにくい。
イギリスのEU離脱に揺さぶられて以降は、特にその傾向が顕著だ。

7.05日から4日連続安したが、その後11日は602円高、12日も387円高と急騰、これで、EU離脱ショック安前の水準までほぼ戻った。そして、現在日経平均先物・大証夜間は364円高となっている。
ここに来ての日本株急騰の特徴は、欧米各国株を大きく上回る日本株の突出した上昇であり、その背景には円安があると思われる。ついこの間、瞬間、1ドル100円割れがあったわけだが、12日の東京外為市場で103円台前半を付け、現在は海外市場で104.5円前後までさらに円安が進んでいる。

参院選で与党が圧勝、政権が安定していることに加え、今後打ち出されると予想される10兆円規模の大型補正予算への期待も、日本株の突出高の原因の一つであろう。

【エランは上方修正必至】
前稿でエコスの1Q業績の好内容と、今後の上方修正期待について書いた。エコスは一時1303円と約1か月ぶりに1300円台を回復、終値でも1284△53と大きく上げた。出来高も3日連続で増加しており、超割安是正相場に期待したい。

これと同じ状況なのがエラン(推)だ。6.22日12時00分に2016年12月期中間決算予想の上方修正を発表している。前回(5.10日=第1四半期決算発表時)の予想経常利益2.8億円を3.4億円に増額した。
注=6.22日の株価は1300▼31と下落している。この上方修正は、この日が全般の軟調もあって無視されたわけで、逆に今後は、その分も上げていいと考えることもできる。
しかし第1四半期が2.24億円(実績)だったので中間期3.4億円ということは、第2四半期は1.16億円と、前年同期の1.38億円よりかなりの減益になるということである。
各四半期ごとの経常利益を2015年12月期(実績)と2016年12月期(予想数字は会社予想)について示す。(単位=100万円)

          2015年12月期   2016年12月期  同左期・鎌倉雄介予想
第1四半期      158           224          224        
第2四半期      138           116(予想)     190(予想)
第3四半期      171                        230(予想)    
第4四半期      124                        156(予想)
通期          591           600(予想)      800(予想)  

表をよくご覧になれば、私の言いたいことはお分かりいただけよう。
第1四半期決算が前年同期比大幅増益だったにもかかわらず、中間期業績の上方修正幅を小幅にとどめたので、第2四半期は経常減益というおかしな予想になっているのであり、こうした不合理を是正、常識的にみるとこうなるというのが私の予想数字である。
今期の通期の経常利益は会社予想の6.00億円に対し8.00億円前後が期待できるのではないかということである。
その結果がある程度分かる中間決算の発表は8.10日の予定である。
現在の会社予想の3.4億円が4.0億円~4.3億円(私の予想は4.2億円)で着地すれば、株価には、かなりのインパクトになろう。この場合、通期予想を6.00億円で据え置くのもやや苦しく、通期予想も上方修正される可能性がそれなりにある。

7月13日 0時14分記
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