03日の相場は日経平均が80円(0.5%)高、2部、JQ、マザーズも上げた。これで6月相場はそれなりに期待できるかと思ったら、冷水を浴びせられることになった。

アメリカの5月の雇用統計の数字が悪く(雇用者数の増加幅が5年8か月ぶりの低水準に落ち込んだ)、アメリカの追加利上げが先送りされるという見方が有力となり、一気に円高が進んだのである。NYダウは32ドル(0.2%)の小幅安にとどまったが、急激な円高(NY外為では1ドル106.53円で終了)で、CME日経平均先物は16335円と日経平均終値比307円安で終えている。

雇用統計の数字を巡っては、いろいろな見方があって解釈は人それぞれだ。いずれにせよ、現在のアメリカは実質的にほぼ完全雇用の状態であり、雇用者数の増加が大幅になりにくい状況にある。また、今回(農業部門の雇用者数の増加数は予測の15.5万人増に対し3.8万人増)は、ベライゾンのストライキで3.5万人の雇用減が発生という特殊要因もある。
6月はこの3.5万人の雇用復活があるわけで、6月の雇用統計は一転市場予想を大幅に上回り、追加緩和観測急浮上→大幅円安へ といった展開もありうる。

日経の6.04日朝刊、同夕刊、05日朝刊掲載の各専門家の見方を見ても、アメリカの雇用、景気、利上げに対する見方は様々だ。
しかし、強いて言えば、今回の雇用統計の弱い数字は特殊なもので、ほかの経済統計はアメリカ景気の強さを物語るとか、今回の数字は異常値ではないかという見方の方がやや有力なのではと感じる。

目先、円高の進行が進み、日本株大幅安は避けられないにしても、先行きは必ずしも弱気になるのはどうか。これまでたびたびあったように、やはりアメリカ経済底堅しという見方が今後有力になり、早期利上げ観測から、世界の株式市場は再び朗色を取り戻すという展開の可能性が7割程度と、現時点では、私はみる。

【水素水】
最近水素水を巡る議論がかまびすしい。
5.14日の産経新聞が、水素水の効能等に冷水を浴びせる記事を掲載したことがきっかけだ。ここに天下の『週刊文春』(最近では舛添さんを窮地に追い込んだ)が、真っ向から反論した(水素水「効果ゼロ」報道に異議あり!)のである(最新号)。世界に先駆け分子状水素が医学的に応用可能であることを示唆する論文を2007年に発表している太田成夫・日本医科大学大学院教授に、産経記事の批判が間違いだと反論させている。
ここで、その内容を詳しく書く余裕はないが、私の見るところ、この文春記事はおおむね妥当のように思われる。

先般(2015年6月)、ライザップに批判的な記事を『週刊新潮』が掲載、健康コーポレーション(「ライザップ」を運営)もこれまでかと思わせたが、その後もライザップは絶好調で健康コーポの売り上げもうなぎのぼりだ。森永卓郎氏の激ヤセ成功TV・CMは衝撃的だった。(ただし「ライザップ」に関して私は全く判断できる材料等持っておらず、この件に関する意見も有していない)

水素水も同様な展開になるのでは、というのが私の読みだ。
『週刊新潮』=産経ニュースとなるのではということである。また『週刊新潮』と『週刊文春』は天敵同士的関係である(私の見方)。

長々水素水のことを書いてしまったが、水素水と言えば株式市場的には6087アビスト。
9月本決算で53円一括配当予想だが、株主優待で100株以上株主には同社の「浸みわたる水素水」500ml入り30本=12600円も来る。地合いが地合いだけに、どこで買うかが問題だが、どこかで人気化必至とみる。私も水素水を飲もうかと思っているくらいなのだから。

6月06日 1時34分記
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