24日の相場も前日に続いて、超薄商い(売買代金は前日の記録を塗り変えて本年最低)の中、主力株中心に下げるものだった。日経平均、TOPIXとも0.9%強の値下がりだった。
ただ、前日は東証1部以外はすべてプラスだったが、24日は全市場がマイナスだった。

こうした中でも、当道場銘柄は堅調なものが多く、トータルではプラスとなった。
薄商いの特徴と言えばそれまでだが、激しい乱高下が至る所で見られた。
夢テクノロジーは高寄り後10時10分には1568△113まで急騰したが、11時12分には1401▼54まで急落、終値は1470△15だった。日本瓦斯(推)なども2522△80まであったものの終値は2461△19。
私はもう持ち株0だが、ユニバーサル園芸2694△185、アイビー化粧品653△65など、いったん上昇軌道に乗ったものは極端に強い動きになる。何が強く何が弱いかの見極めが重要なわけだが、この判定が言うは易く行うは難しのわけである。
前日、いちよしショックに見舞われたエレコム(推)は、余韻を引き継いで9円安で寄り1975▼36まで下げたが切り返し、終値は2018△3。

理不尽に売られた銘柄のリバウンドを狙い、私はあいHDを打診買いしてみた。5.20日2912▼193、21日2760▼152と2日間で11.1%も下げたのである。決算が少し悪かったと言っても「持ち分法による投資収益が減少した」ためで、尾を引くようなものではないので、そう悪材料視することもあるまいと検討の末判断したのである。多少のリスク覚悟なら、ここで買ってもいいだろう。
日本ライフライン(読者の方も言ってこられた)は好決算が気になっていたわけだが、24日、150円前後も下げていたので、これまた3415▼120で打診買いしてみた。

なかなか予測の難しい、また理屈の通りにくいおかしな相場が続くが、最後は理論的に割安な銘柄が勝つという信念を貫くことが成功への道だろう。

夢テクノロジーを例に簡単に説明してみよう。掲示板を見ていたら、基本無視のとんでもないご意見があふれていたので書く次第だ。

①夢真HDの方が高利回りでもありいいのではという見方について。
夢真は1株利益を上回る配当を実施しており、今後大幅な増配は期待できないのみならず、場合によっては減配もありえよう。またPER的にも夢テクより割高であり、比較すれば断然夢テク。実際その後の株価推移は圧倒的に夢テクが優った。

②アルトナーの方が配当利回り、PERともに割安という見方について。
夢テクの配当を40円でこの方(掲示板)は計算している(利回り2.75%としている)が、これは2016年9月期予想の数字であり、かつ50円の可能性の方が大であろう。そして間もなく始まる2017年9月期の配当は80円(利回り5.4%)前後が期待され、今の株高は、そういう前提でのものだということが、理解されていないように思われる。なおアルトナーの配当利回りは3.47%とされている。
夢テクのPER27.7倍というのもすでに過去のものになろうとしている2016年9月期のもの。17年9月期では18.7倍。
さらにアルトナーは技術者確保に「必死」(四季報)で利益目標達成の前提である「技術者800人確保至難。」(同)で、順調に採用が進む夢テクとは正反対なのである。

③ヒップと夢テクの売り上げ、経常益等はほぼ同水準、1株利益はヒップが2倍近いのに株価は525円対1470円で意味不明という見方について。
これもヒップ2016年3月期(前期)、夢テク2016年9月期という過去のものになりつつある数字をもとにしている。
ヒップは2017年3月期業績は前期比微増益と伸び悩む。このため夢テクの2017年9月期と比べると経常利益は半分強になってしまう。1株利益も「2倍近い」どころではなく、逆に夢テクが大きく上回るのである。

掲示板に書き込む方の大半が1株利益等の数字をヤフーファイナンスの「詳細情報」をクリックして済ませているのだろうか。そこにある数字はほとんどが古い数字であり、特別利益等に左右された数字であり、百害あって一利なしとさえ言っていいくらいやばいものなのである。せめて四季報くらいは手元に置いて、分析するようにしよう。

5月25日 0時18分記
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