12日の相場は、円高一服を受けて、これまで大きく売り込まれた大型株が大きく買われる展開となった。業種別では、銀行が値上がり率1位、2位が証券、商品先物、3位が鉄鋼、4位海運、5位輸送用機器だった。下落率1位は水産・農林業、2位が食料品だった。
ここ年初来高値更新中だったマザーズ指数も5日ぶりに反落した。

こういう状況で、当道場銘柄は、ここ大きく上げたものが多かったこともあって、まちまちないし弱含みだった。
エレコム(推)、小野薬品、タカチホ(推)は上げたが、寿スピリッツ、エコス(推)、石光商事(推)、夢テクノロジーなどは下げた。

日々、このように物色動向が変わるというのが、今の相場であり、一喜一憂するのではなく、大局観を持って相場を見ていくことが重要だ。

相場環境は、徐々に落ち着きを取り戻しつつあるのかもしれない、なお結論を出すのは早いが、そういう可能性が高まったという認識で見ていくところだろう。

動きのいいものに乗る、やや円安に動いているので電気で円高メリットのある銘柄が面白い、この2点で行くと、エレコムが浮かび上がる。この異様に強い動きは、やはり寿スピリッツ的な大相場になる可能性を感じさせる。

エコス(12日の終値は1324円)も、分析をすればするほど、ここから大きく見直されるであろうことに確信を抱かされる。
同業各社とPERを比較してみた。
2017年2月期の予想経常利益に基づき、実質純利益(経常利益の6割とみなす)を算出、その数字から実質1株利益、実質PERを算出した。

ユナイテッド・スーパーマーケット・HD=14.1倍
ライフ=15.9倍
いなげや=27.0倍
アクシアル=16.3倍
ヤオコー=20.7倍
マックスバリュ東日本=10.4倍
マックスバリュ東北=18.1倍

上記各社と比べても、エコスの成長力、今期の業績見通し等はシビアにみてもトップクラスだ。
にもかかわらず

エコス=5.8倍

注1=エコスの予想経常利益を私は40.0億円とみているが、ここでは他社との公平性も考慮37.5億円(前期実績は35.46億円)としてPERは算出。
注2=四季報の数字をもとに算出した場合、5.5倍、また実質値ではなく名目値(エコスに不利になる)では6.6倍となる。

以上から分かるように、エコスのような食品スーパーの実質PERは、おおむね10倍強から20倍強となっている。
それなのにエコスのみ5.8倍というのは理解に苦しむ。
同社の2017年2月期の予想実質1株利益は226.4円である。
PER10倍で株価は2264円
PER20倍で株価は4528円
いつこれが実現するかはともかく、中長期的には2300円~2800円程度は十分ありうるとみている。
とりあえず1564円の年初来高値更新、続いて1869円の昨年高値更新が目標となる。これはそう難しい目標ではなかろう。

4月12日 23時40分記
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