上がる株はどこまでも上げ、凡百の株はあくまで冴えない値動きを続けるという相場が続く。
上がる株の代表、寿スピリッツは4連騰で2527△24。エレコム(推)も3連騰で2012円(昨年来高値更新)まであって1984△35。
しかし大半の銘柄は2進3退的な値動きだ。最近、好材料を発表した(いずれも引け後)銘柄の、その後の値動きを調べたら

かどや=3.14日、業績予想を上方修正。3.15日2944△69→3.31日2827▼52
黒崎播磨=3.18日、増配発表。3.22日267△24→3.31日251▼6
ジェーソン=3.28日、業績予想を上方修正、増配も発表。3.29日377△8→3.31日367▼1

いずれも、発表直後こそ上げたが、その後の下げで元の木阿弥以下になっている。
逆に言えば、少々の好材料では株価は上げないということである。それだけ物色意欲が減退、需給関係が悪いというだろう。
よくよく考えていい銘柄を選ばない限り、失敗する可能性が大ということである。
いったん下降気流に入ると再浮上は非常に難しいので、逆張り的な買い方は失敗する可能性が大きい。

この意味で、ここ地合いが悪い中、強い動きを続けているエレコム、日本瓦斯(推)、夢テクノロジーなどは、期待できよう。
中でもエレコムは第2の寿スピリッツになる可能性を秘めているかもしれないと期待。寿は空売りが積み上がり、逆日歩が続く。普段は0.20円前後だが、3.23日は28.00円、28日は50.00円となり空売り筋の心胆を寒からしめた。
エレコムも同様で、ここ0.05円、0.10円の逆日歩が続くが、28日は3.90円がついた。

石光商事(推)が一時362▼27まで急落、終値は371▼18。依然1ドル112円台と円高水準であり、業績の上方修正が期待できよう。
豆相場が軟調だから期待できないといった趣旨の書き込み(掲示板)を見て言葉を失った。
石光はコーヒーの生豆を世界各地から調達し、日本国内で販売するわけである。生豆相場と、石光の国内販売価格とはタイムラグが生じる。よって数年前のような生豆相場高騰では価格転嫁が遅れ業績が悪化する。逆に現在のような生豆相場下落局面では値下げが遅れるので業績的にはいいわけである。仕入れ価格は下落・販売価格はほとんど変わらず→儲け拡大という構図である。加えて、円高で為替差益も発生、コーヒーブームで需要拡大、高単価生豆の売り上げが伸び利幅も拡大と、いいことづくめの経営環境なのである。

3月31日 11時54分記
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