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2011.01.27 流れに乗ろう
相場は、出来高が増えないなか、気迷い感を強めている。26日は主力株が、ほぼ総崩れとなる一方、中小型株には高いものもかなりあり、2部、JQ指数は高かった。

個別の銘柄の値動きを見ると、ここに来て、かなり明瞭に差が出て来ている。
すなわち、チャートを見るとはっきりするのだが、

①ほとんど押し目を作らず、上げ続けているグループ=ナブテスコ、三菱ケミカル、住軽金、帝ピス、リンテック、扶桑化学 など
②ここ失速気味でチャートも崩れかけているグループ=コマツ、ミネベア、ニフコ、電産トーソク など

この差が、何に由来するのか、必ずしもはっきりしないが、一応考えられるのは、
①のグループは、ほぼ超低PERなのに対し、②は違うということ。(①でもナブテスコは比較的高PERだが好取り組みで逆日歩が付いている)

このように、比較的理由の付く原因で下げている以上、②のグループの銘柄については、ある程度戻した局面では売却も考えて対処した方がいいかもしれない。

注=信用取引の評価損益はいつでもほぼマイナスで、その理由は個人投資家の多くが利益の出ているものから売り、結局手元には含み損のものが多く残るからと言われる。
もしそうなら、そういう投資行動は基本的にまちがっていると言わねばならない。持ち株を処分する順序は、含み益になっているか含み損になっているかではなく、今後の見通しをどうみるかで決定するべきだからである。含み益か損かはまったく関係ないはずである。
実際私は、この考え方に基づいて処分しているので、かなり相場環境が悪いとき以外は評価損益はプラスである。トータルで、自分の投資がプラスになっているかマイナスになっているかだけを重視していれば、個別のCなりGだのの銘柄が含み損状態だからといって、売るのに、そう躊躇することはない。

というわけで、26日は一服となったが、動きのいい帝ピス(TPR)(推)、フコク(推)(これも①に、分類していい)、またリケンテクノス(推)(①のグループ)などについては、なお強気で行くところ。
特にリケンテクノスは26日、全般安のなか続伸して強さを見せつけた。近々高値更新の可能性も十分あろう。
トープラ(推)、ダルトン(推)のようなマイナー銘柄は、動きが一歩遅れがちだ。あせらず戻りを待とう。
カワタはほとんど一本調子で上げて来たので調整を余儀なくされているが、一喜一憂する必要はない。1月31日の決算が運命を決する(地獄を見る怖れも多少はあるのは覚悟されたし)。

なお、前に記したように、今後続々決算発表となる。再掲しておく。
1月27日=ニフコ
1月28日=エプソン
1月31日=フコク、カワタ
2月02日=ミネベア
2月03日=扶桑化学
2月04日=太陽工機
2月08日=帝ピス(TPR)
2月09日=住軽金、トープラ
2月10日=リケンテクノス、リンテック

1月27日 0時34分記

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