世界経済は今後どうなるのか、そして日本経済は?
どちらかと言うと悲観的な見方が多かったように思うが、ここ世界の株式市場は日本を除き、おおむね堅調である。特に先週後半から、その動きが鮮明になりつつある。
これは、おそらく原油価格の値上がりによるところが大きいように思われる。WTI原油先物は1バレル40ドル台を回復したわけだが、現在はさらに小幅続伸後わずかに反落の41.03ドルである。こうした状況にロシア株がここ大きく上げたわけである。つれて新興国経済への懸念もやや和らぎ、中国株(上海総合指数)も21日、3018.80△63.65と3000ポイントを回復した。

日本株のみ弱さが際立つわけだが、これが円高のためだとは、私が早くから言っていたことだが、最近は市場のコンセンサスにもなっているように思われる。
その円相場は3.17日、瞬間最高値で1ドル110.77円を付けたわけだが、2.12日、日経平均が昨年来安値14953円を付けた前後に付けた本年の最高値は確か111ドル弱だったと記憶する。
ということは、この1ヵ月余で円相場は、さらに1円余円高になったわけだが、日経平均は、逆に2000円近く上昇したわけである。もちろん、この間、海外で株価がある程度上がった影響もあろうが、それだけでなく、円高に多少なりと耐性が出て来たとみていいだろう。

先週末の18日、欧米各国株はそろって上昇した。これを受けて上海株も21日は大幅高した。21日の欧米各国株は、おおむね小幅安程度。為替は現在111.7ドル前後と、18日の東証大引け時比、やや円安。
以上を総合判断すると、日本株は先週末比、それなりに上げていていいところだ。

CME日経平均先物は現在16655▼70。
恥ずかしながら、私も先週末、伝統証券のベテラン営業マン氏に教えてもらったのだが、日経平均先物が、ここ毎日、現物の15時の終値比大きく下げて始まるのは、3月末配当のせいだろうということである。
詳しいことは未調査なので、かなり不正確、茫洋とした話なのはお許し願うが、要するに先物は先物なので、現物より先に配当落ち値段になる。配当落ち分は今回130円程度らしいので、この分、先物は現物より安くて当然ということになる。
現在CME日経平均先物が70円安だとしたら、これに+130円して60円高とみればいいということである。
注=以上の話は、ややあやしい恐れがあることを念頭に、心配な方は各自確認されたい。

私は、円高が一段と進む懸念も考慮、「円高メリット銘柄」をポートフォリオの一角に加えておくようお勧めしてきた。もし円安になったとしても、118円とかのかなりの円安にならない限り、こうした、「円高メリット銘柄」が大きく売り込まれる恐れは小さく、また115円~117円程度なら、、「円高メリット銘柄」以外の銘柄が上げるであろう。かくして、どう転んでも、、「円高メリット銘柄」をかなり組み込んでおいて悪いことはないというのが、私の判断だったわけである。

この読み、戦略は、ここまでおおむねうまく行っている。
すなわち、「円高メリット銘柄」として推奨した石光商事、エレコム、日本瓦斯はそろってかなり上げたからである。
さて、この円相場(1ドル111.7ドル台)なら、上記3銘柄にとって悪材料ではないだろう。むしろ望むところか。
石光は18日、418円まであって408△9と、戻り高値408円(2.29日)を更新、引け値もこれまでの引け値の最高値404円(3.04日)を更新した。いよいよ7.23日に付けた422円高値が視野に入って来た。
月足を見れば歴然だが、同社株は2011年央くらいから2015年7月央くらいまで、4年余も310円~350円くらいのごく狭いレンジの往来相場に終始してきた。この間にため込まれたエネルギーはかなりのものがあるとみることができよう。2006年の1350円から下げ続け2008年、250円で底打ち、今回は円高メリットで過去最高益更新もありうるという中での上げ相場である。こういう大局観を持ちつつ、今後の相場を注視したい。しかし、泣き言を言わないように、それなりの覚悟を持って、後悔しないよう、対処されたい。

また、ここまでに時間を取られ、エレコム、日本瓦斯について書くのはできなかった。とりあえず強気堅持とだけ書いておきたい。
権利付き最終売買日は3.28日、エコスの2月本決算発表は4.08日(上方修正があるなら、この数日前か)である。

3月21日23時51分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/2442-1d185745