3.14日には日経平均は17234円と2.02日以来の高値を付けたわけだが、その割りに戻った実感に乏しかった(1部の超値嵩株が引き上げたり、2部、JQの戻りはそれほどでなかったことが影響していよう)。
そして15日は反落、さらに現在日経平均先物・大証夜間は16760▼357の急落となっている。
考えてみれば、年初から、一度として安心して見ていられるような状況になったことはなく、ちょっと期待を持たせると、すかさず冷水を浴びせられるということの繰り返しだったように思う。要するに、極端な言い方をすれば、相場をやるような環境ではないということだろう。繰り返し書いて来たように持ち高は少な目に、リスク管理は徹底したい。

言うまでもなく、日本株をこのように不安定にしている最大にしてほとんど唯一の理由は円高である。現在の先物大幅安の原因も円高である。一気に1円近い円高となり、現在1ドル112.9円前後となっている。このためNYダウは20ドル前後の小幅安にとどまっている中、日本株は急落となっているわけである。

【円高メリット銘柄はもっと評価されてしかるべき】
為替ほど予想が難しいものはないという思いを強く持っているので、私は為替の予想はしないし、為替に対して謙虚であろうと努めている。とは言え、相場をやる以上、為替を無視、考えずにやっていくことは不可能だ。
こういう立場から、私は、今回、大きく円安に戻ることは期待薄とみて、「円高メリット銘柄」をポートフォリオにそれなりの比率で組み込むことをお勧めしてきた。
そして挙げたエレコム、日本瓦斯(推)、アルペン、林兼産業などは、それなりに上げた。東邦レマックまでもが15日496円と直近で取引が成立した3.03日の435円比で61円高となった。ただ肝心の石光商事(推)は先行した反動もあってか、ここさえない値動きとなっている。ただ逆に言えば、評価不足もはなはだしく、いつ爆発してもおかしくないだろう。

私は、この円高局面で、業績面からも割安で円高メリットも大きい以下の3銘柄に特に注目・期待している。

石光商事=4-12月期業績からして2016年3月期通期業績は上方修正の可能性が大とみる。コンビニコーヒーが大人気だが、対抗策として町のコーヒー店やコーヒーチェーンは、高級化に活路を見出そうとしている。このため石光では粗利率の高い高級生豆の需要が増えるという願ってもない展開となっている。
また「日本酒の輸出拡大。」、「コンビニエンスストアや惣菜店にレタスやタマネギなどの野菜を供給。販路拡大。」(会社情報)とある。最近は、コンビニ、ドラッグなどで野菜を売っているところが急増しているが、これも石光が絡んでいたわけである。
言うまでもなく単純計算では1ドル113円なら9.4億円の営業利益≒経常利益増益になる。1株利益は名目で130.0円、実質でも101.1円に急増する。

エレコム=業績は絶好調で会社情報の数字なら来期は経常利益(90億円予想)で11.3%増益予想、実質1株利益は136.9円、PERは13.5倍に過ぎない。大量の空売りが入り逆日歩も14日はそれまでの0.05円から0.10円に拡大、この辺は高値圏で上昇加速となって来た寿スピリッツを彷彿させる。1ドル113円なら為替差益は14.7億円、実質1株利益は159.3円に増加、PERは11.6倍に低下する。

日本瓦斯=電力小売り自由化がいよいよ4月にスタートする。関連銘柄は山ほど言われるが、本命=業績に与える影響で判断=の1社は日本瓦斯だろう。東京電力の信用をバックに初年度4万件の契約を目指す。来期業績の急伸が期待できる。もちろん、円高は業績にプラスだ。

3月16日 0時50分記
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