先が読めない相場で、その日暮らしが続くが、

と書いて、日経平均先物・大証夜間の数字を確かめたら、あっと驚かされた。つい数10分前は100円以上上げていたのに、32円安になっている。為替が1ドル114円台に乗せる円安になっていたのが、113.75円へ大きく円高に再度振れたのだ。

とは言え、円高対策として推奨した3銘柄(石光商事、黒崎播磨、日本瓦斯)は、昨年末くらいの、つまり1ドル120円前後でも好業績が見込まれており、ここに来て少々円安、114円とか116円とかになっても、なお為替差益が出るわけで、そう心配することはない。
そもそも、保険、リスクヘッジとして推奨したわけなのである。つまり、円安になり、これら銘柄の動きが多少悪くなったとしても、その場合は、ほかの銘柄が上がるだろうから、それはそれで良しとしようということである。

日本瓦斯は異常な強さをみせ2434△107。アメリカでの電力・ガス自由化で日ガスに大きな商機という話を書くと言ってきたのだが、押し目は買いたいことでもあり、これは後回しにしよう。

代わって石光商事。同社には盛りだくさんの好材料があるのだが、ここでは海外での日本食ブームがらみの材料について書こう。
テレビで、日本酒をおいしそうに試飲する外国人の姿を見た方も多かろう。
実はこういうことにかかわっているのが石光なのである。2015年に、パリに日本酒の試飲施設を開設、利き酒師の資格取得担当者を置きPRをしている。またもう少し前から、中国で、酒造メーカーの代理として日本酒・焼酎の普及活動に取り組んである。

今期第3四半期決算では、アジア向け輸出が好調で、海外事業部門の売り上げは前年同期比16.7%の高い伸びとなっている。
TPPがどうなるかは不透明だが、発効となれば、同社には大きなメリットだ。食品部門の売り上げが58%もあり、オリーブオイルやパスタの輸入なども手掛けているのだ。昨年7月に急騰、422円高値を付けたのはTPP関連としてであった。

大東建託、小野薬品がまた上げて来た。どうも多くの個人投資家が資産内容が悪化し元気がない中、こういう超値嵩株の動きがいい。アメリカ同様、格差拡大の中、富裕層が買う銘柄が上げるのかもしれない。また、いったん強いと確定したかの感のある銘柄も強い。6800△160と引け新値となった寿スピリッツがいい例だ。
いずれにせよ、買いエネルギーが乏しい中、動きのいい銘柄に乗ろうという強い流れがあるので、逆張り、突っ込み買い的なやり方は墓穴を掘ることになりやすい。それが今の地合いだということを、頭にしっかり入れておくところであろう。

日経平均先物はプラス圏とマイナス圏を往ったり来たりしている。

3月10日 23時56分記
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