2016.02.13 暴落への対処
2.09日~12日までの3立ち合い日での日経平均の下げ幅は2052円に達した。下落率にして12.1%である。
これだけ急激に大きく下げると、信用でやっている方の多くが追い証になる。(状況により違うが)1日平均で信用の維持率(保証金率)が5から10ポイント程度低下する(売り決済をしないケース)から、かなりの方が20%割れのリスクに直面したわけである。
細かく書くと大変なので大雑把に書くと、ネット証券でやっていて追い証に追い込まれた方と言うのは、意外にこれまで少なかったかもしれない。そうした方の場合、初めてのことでいろいろ混乱したと思われる。
一番の原因は場中はもちろん、15時過ぎの数字でさえ当てにならないことである。夕方になったら、がくんと下がり、画面の色まで変わって「追い証です」てなことになることがままあるのである。各証券会社でまた、表示方法、データ更新時間等、まちまちなので、複数の証券会社でやっていると、一段と大変である。

良かれと思ってこういうことを書いてもあれこれ言う人もいるのでやめようとも思ったが、やはり「先達はあらまほしきけれ」であり、参考に私の場合について簡単に書いておこう。

メインのネット証券は、前にも書いたようにおおむね維持率60%以上を心がけて、年初より、有言実行でかなり売っているので、12日夕方段階でも50%弱で盤石。
ところが伝統証券Aでは11日段階で24.5%、12日夕方段階で15.5%=追い証438万円(後で連絡を頂いた)、
伝統証券Bは同20.1%、その後連絡なしだが、小生の推定で同11%台、追い証90万円くらい?
「かねてより思い定めし道なれば」(山本五十六の歌?)担当者氏の取り立て来訪をお待ちしている。(伝統証券Bは振り込まねばならないので億劫)

今思うのだが、いくつか証券会社を使っていると、こういう事態では、いろいろ問題だと思ったことだった。
手数料の関係もあって、ネット証券、メイン運用の方で優先的に売るから、そちらの維持率はいいのだが、どうしても伝統証券がおろそかになる。特に朝電話してと言ってあってもかけてきてくれないことが結構あるBは放置となり維持率の極度の悪化を招いてしまった。

こういう危機的状況の対処法について質問を頂いたわけだが、自分の現在の運用額をきちんと把握、日経平均が15000円になったとして耐えられるかといったことを頭にきちんと入れておくことが、信用でやっている場合、まずもって基本中の基本である。
追い証状態でなくても、何か売ると、たいていの場合「損金」が出て、その分は「不足金」として現金差し入れが必要になるから、ある程度の現金も手元に置いておきたい。
ある程度現金を置いておくと、暴落末期に特に役立つ。
つまり、どんどん下げてきて、いくらなんでもそろそろ最終局面だろうと思ったとする。このとき、あと少し下げたら追い証で現金投入(または投げ売り)が必要になるとしても、その資金手当てがついていれば、むやみに建て株(信用で買っている株)を処分しなくても良いから、自由にどうするか判断できる。

私は12日、前場段階では、多少、建て株をA、B証券で売ったが、後場は放置した。30%はおろか20%維持さえきわめて困難になったこともあるが、それ以上に底入れ近しと判断、また資金繰りもついていたからである。
加えて、私のポートフォリオ上位銘柄はエコス(推)、タカチホ(推)、WDIのわけだが、タカチホ、WDIは前日の上方修正も関係なく大きく売り込まれていたということがある。これは、地合いがそうさせているだけで、地合いさえ落ち着けば反動で一般の銘柄の上げ分プラス上方修正分の上げが期待できると考えるからである。

それでも、12日、取り引き終了後、なおこれからさらに大きく下げる可能性も十分あり、私とて、そうのうのうとしていたわけではない。
しかし、結果はご存知の通りだ(CME日経平均先物は15435円、東証終値比+482.61円)。為替が113円台まで大きく円安になったこともあり、NYダウを率、幅とも大きく上回る上昇となっている。
月曜はタカチホ、WDIはじめ必要以上に売りたたかれた銘柄がどこまで反発するか、楽しみに見ていることにしよう。

2月13日 23時36分記
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