今や完全に「悲惨社会」に突入、「世界の終わり」なのかもと感じている人も多少は出て来たかという惨状だ。
この辺のことについては、じっくり考え、明日書くこととし、ここでは、思いついたことをいくつか書いて、お茶を濁すとしよう。

【真実が見えない怖さ】

①古野電気(推)は、好決算を受けて802△11と高寄りしたものの、全般が下げるのに連れ反落、結局768▼23で引けた。まさに、1.08日に好決算を発表した翌立ち合い日=12日のエコス(推)と瓜二つだ。エコスは1516△15と高寄り、引け値は1381▼120。どうしてこういうことになるのかと言われても、答えようがない。強いて言えば需給関係のなせるわざか。訳のわからないような理屈を付けて説明するのは百害あって一理なしだろう。
ちなみに、好決算を受けて前日急伸したS Foodsは15日も2262△124と急伸した。ありがとうサービスも3105△10と続伸。エネルギー不足もあって、こういう動きのいいものに無条件で乗ろうという動きとみることもできるかもしれない。

②アトラが一時1126△150のストップ高となった。終値でも1080△104。
掲示板では、株式新聞の記事がこのストップ高の理由という解説が受け入れられているように見える。しかし、同記事は、格別目新しい内容はない。「上場市場変更への期待も高まっていきそうだ。」というが、「高まっていきそうだ」という頼りない書き方であり、1部市場上場申請済みとかの具体的材料ではない。
と言うより、実は株式新聞の記事でストップ高には、とんでもない錯誤があるのである。
この記事は1.14日付けの記事、つまり遅くも13日の夕方には発売されている新聞の記事である(株式専門紙や夕刊紙は日付けは実際の発売日の前日が原則)。それが1日時間差で15日に効いて来たというのは、いかに何でも無理があろう。影響が最も出ていい13日の始値は992▲7だったのだ。

では、どうして、こういう間違いを掲示板の投稿者は犯したのだろうか。
私がついに発見した理由は、マーケットスピード(これ以外にも別のネット証券等でも見られる可能性はある)のせいではないかと言うことだった。14日18時32分の情報として、株式新聞が、新聞の記事の概要をマーケットスピードに配信していたのである。
東洋経済=会社四季報と同様、今や、こういう情報会社は、いろんな形で時間差をつけて情報を出しているので、ある意味、投資家はよくよく注意しないと、こういう古い情報にそうと知らず飛びつきかねないということである。
では、なぜアトラはストップ高したのか。
断定はできないが、もっとも考えられるのは、同社が久々にほねつぎチェーン店3店の開店を一気に発表したことである。11月に3店を一気に12月に開店と発表以来、長らく開店の発表が絶えていたのだ。私など、これに多少なりと懸念を抱いていた投資家は多かったはずである。それが、一気にまた3店開店とのニュースに、これまでのブランクが長かったこともあって大きく反応したということが考えられるわけである。なおこの発表は14日の夜から15日の朝(取引開始前)になされた(私のチェックをもとに判断)。なお掲示板情報をもとに、今後オープン予定でスタッフ募集のところを調べたら5店(結構チェックが大変だが4店ではなく5店と思う)もあった。1月は特殊な月でもあり、オープンが0だったが、どうも今年は去年以上の大量オープンが期待できそうだ。

③CME日経平均先物は何円安だったのか?
15日のNYダウは15988▼391の急落となった。連れてCME日経平均先物も大きく下げたわけだが、16日付けの日経夕刊は3月物は「16795円で取引を終えた。」としている。
実は、日経は日経平均先物の値段についての書き方が、この1年だけ見てもかなりぶれがみられる。いちいち記録していないので細かく書くことはできないが、一例を挙げれば、16795円で終えたとしてプラスマイナスは何(東証の日経平均の終値か大証の日経平均先物の終値か)と比べるのかである。
私も、そう確固たる定見を持ち合わせていないが、経験からしてこれがよさそう、妥当だろうという私の使っているやり方を示そう。
・CME日経平均先物の数字には「ドル建て」と「円建て」の2つの数字(ともに円表示)が発表される。このうちの「円建て」を使う。
・プラスマイナスは同日(かなり前に取引を終えているわけだが)の日経平均株価(東証)の終値と比較する。

さて、この観点からすると日経の記事にある16795円は妥当ではない。これはCME日経平均先物の「ドル建て」の数字なのである。なぜ「ドル建て」が適当でなく「円建て」が適当か。以前に書いたように、大証はCME日経平均先物の数字を16時00分~翌3時00分まで発表している。この間、CMEやSGXも日経平均先物の数字を発表しているわけだが、数字と言うか取引価格をリードしているのは本国日本のつまり日経平均先物大証(夜間)である。そして、これとほぼ連動しているのはCME日経平均先物の「ドル建て」ではなく「円建て」なのである。両者は常にかなりの差があるので、これは重要なことである。

結論である。CME日経平均先物「円建て」は16750円だった。残念ながらドル建てより45円安かったわけである。
結局日経平均の15日の終値との比較で示すと
16750▼397.11
ということになる。

1月16日 23時53分記



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