2015.11.16 古野電気
6814 古野電気 (東証1部)
株価=884±0(11月11日終値)   
出来高=8万2400株(11月11日) (売買単位=100株)
PER=12.9倍(来期=2017年2月期予想実質値) 
08月25日=729円~1261円=03月02日(年月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆
推奨度=☆☆

11.11日付けで発表しているので、株価等は11日の数字である。16日は878▼27。
推奨度=☆☆ なのは、推奨後、フランスでのテロ事件があり、為替が円高になるなど、やや地合いが輸出関連のこの銘柄向きでなくなったからである。
自信度=☆☆は、迷ったが、いつも☆☆☆なのもどうかということで、あえて一つ減らした。自信はそれなりにあるのだが・・・・

同社は10.13日引け後に2016年2月期第2四半期決算を発表した。
経常利益は前の期の20.18億円比微減益の20.0億円予想だったが、22.36億円と10.8%増益だった。
これを受けた1014日の株価は、しかし857▼88。
通期予想(経常利益)を前期比微減益の28.0億円で据え置いたのと、当日の日経平均の大幅安(344円安)が響いたとみられるが、いくらなんでも下げ過ぎだろう。

しかし、同社を取り巻く事業環境は良く、この通期予想据え置きは控え目過ぎよう。
実際、岩井コスモ証券は10.22日、四季報速報も10.29日、それぞれ会社発表の数字を上回る予想を出している。

予想営業利益(岩井コスモの経常利益予想が不明なので営業利益で論じる)は岩井コスモが今期28億円、来期33億円、四季報速報が今期27億円、来期31億円である。経常利益は、これを3億円程度上回るとみればいいので、それで計算した来期予想実質1株利益は、岩井コスモの来期で68.5円、PERは12.9倍となる。

【電子海図情報表示システム搭載義務化特需が本格化】
電子海図情報表示システムの搭載が2012年から段階的に義務化されているが、既存船への搭載も2014年7月から順次義務化されている。徐々に適用対象になる船舶が拡大するので、この特需は今後一段と増加、ピークは2018年にかけてとなりそうだ。つまり当分、少なくとも今期、来期、来来期、同社はこの恩恵を享受することになる。、同社業績は来期も来来期も大幅な増益が見込まれるわけである。QUICKコンセンサスは来来期=2018年2月期の経常利益を47億円と見込むくらいである。この場合、実質1株利益は89.4円にもなる。

古野電機と言えば魚群探知機だが、これもアジアで好調が続く。
小型気象レーダーは海外向けに加え、国内では自治体向け需要を深耕。またゲリラ豪雨対応の雨水管理技術実証事業にも参画している。
さらに生化学自動分析装置も好調という。

防衛省への過大請求で大きく売られた株価だが、8月末の729円で底を打ち、反騰に移ったというのが現在の株価位置である。一進一退はあるにせよ、基本的に大きな戻り相場にあるとみてよかろう。

11月16日 21時41分記

相場見通し等については深夜、別稿で(予定)。

Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/2327-302d69c9