相場は相変わらず、主力株対中小型株の構図で動いている。4日は2日とは一転、主力株優位の展開となった。主力大型株は新日鉄住金、JXホールディングス、オークマ等、軒並み大きく上げた。
わずかに大成建設、三井不動産等が下げた。
実は東証1部の下落率上位には建設、不動産株がずらりと並ぶ。
これには理由がある。「杭」、「データ改竄」問題に加え、「タワマン節税」に対し国税庁が監視を強化、行き過ぎた節税行為には追徴課税も辞さずの方針を打ち出していたことが、新聞各紙等で伝えられたのが嫌気されたようなのである。まさにダブルパンチを食らったことになる。タワーマンションの高層階を買い(賃貸人を付ければ評価額が下がりさらにいい)相続後に売却することで、相続税を大幅に圧縮する手法を伝授する専門家もいて、国税も看過できなくなって来たのだろう。タワマンの売れ行きへの懸念からであろう、東急建設、野村不動産、長谷工、戸田建設等が大幅安となった。

エコス(推)は1598△68の高値引けで年初来高値を更新した。食品スーパーでも超割安なことが、次第に認知されて来たようだ。2000円乗せも現実味が出て来た。
なお、引け後、ダイイチ(北海道の食品スーパー)が2015年9月期決算を発表した。経常利益は会社計画の10.5億円が11.39億円(四季報予想は11.5億円)だった。16年9月期は11.9億円予想。配当は3円増配して18円にする。成長力はやや物足りないが、エコスと並んで超割安なうえ、高値からは大きく下げていただけに、かなりの戻りが期待できよう。
9月のスーパーの売上高は前年同月比2.9%増だったわけだが、なかでも好調だったのが食料品で3.7%増だった。食品スーパー各社の業績が絶好調なのは当然だろう。節約志向もあって、コンビニに奪われていたお客の奪還にある程度成功している面もあろう。

寿スピリッツは12時00分に2016年3月期の中間決算を発表した。10.26日の上方修正で織り込み済みと言ってもいいわけだが情弱(失礼)の方が多いのか、好感され4480円まであって4460△85。

サカイ引越センターは14時30分に1対2の株式分割を実施と発表、株価は6000△130の高値引けとなった。

アトラは1277円まであって1259△60と戻り高値更新。ユニークなオンリーワン企業としてなお大幅高が期待できよう。中期的には1630円の年初来高値更新もありえようが、とりあえず1400円前後がターゲットになろう。

ダメな株はあくまでダメという相場が続く(私もスターティア、ファーマライズ、内外トランス、ビケンテクノ等で満身創痍だが、主力はエコス、シーマ、アトラ、寿スピリッツ等にしているので、トータルではまずまずの成績になっている)。ポートフォリオを柔軟に組み替え、相場の流れに乗るようにすることが、今の相場を勝ち抜く秘訣である。

11月05日 0時40分記

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