相変わらず、非論理的な値動きが続く。
安藤・ハザマは29日付け日経18面に、売り上げが期初想定を下回ったのは「一部の工事で進捗が計画より遅れたため、売上高の計上が後ろ倒しになった。」という解説がある。また11.12日発表予定の9月中間決算で「通期業績も同日に上方修正する公算が大きい。」ともある。これで株価も大幅高と思いきや729△7の小幅高にとどまった。東急建設も好決算発表後ほぼ下げ続け29日は927▼11と下げ止まらない。理由はともかく、動きの悪い銘柄は、このように立ち直るのが至難のわざということだろう。

逆に寿スピリッツ(4235△60)、エコス(推)(1556△13)、SBS(1124△27)など、動きのいい銘柄は順調に上げ続けている。
Hameeは2879△500のストップ高まであった。ただし終値は2540△161。マイナーな小型株は、少し前ストップ高したレントラックスもそうだったが、動きがこのように極端に荒らっぽいので、吹いた所では一部は売っておきたい。

田岡化学が引け後、9月中間決算を発表した。
期待通りの好決算だった。中間期の経常利益は期初予想の4億円に対し5.78億円(前の期比+59.8%)。通期の予想経常利益は10.5億円予想を12.5億円予想に上方修正した。さらに注目すべきは純利益だ。5.0億円予想を5割増の7.5億円に大上方修正したのである。これで経常利益の6割という妥当な比率になった。つまり1株利益は名目=実質となったわけだが、52.3円に急増する。
時価の298円はPER5.7倍ということである。マーケットスピードで見ると、これは東証2部で17位の低さだが、16位までの銘柄はほとんどが経常利益に対し純利益が過大なので、実質PERでは田岡化学はトップクラスの低さである。
PER8倍に買うだけで418円、10倍なら523円である。
なおPTSでは売り物はなく、買いが最高で340円に1000株入っている。

私が田岡化学株に注目したのは「スマホ用光学レンズ向け樹脂製品が好調。」(四季報)ということがきっかけなのだが、それで、「スマホ用光学レンズ向け樹脂製品」について会社にメールで質問した。
早速8.18日付けで、以下のご回答を頂いたので転記しておく。

この度は、弊社にご興味をお持ちいただきましてありがとうございます。
早速ですが、ご質問いただきました件、当期の第1四半期決算短信をご覧
いただくことが可能でしたら、ご参照ください。

本樹脂原料は、弊社のセグメントでは精密化学品部門に属しており、
当セグメントは前年同四半期に比べ1億8千3百万円の増収となっております。
この増収には、他の製品の減収が含まれますので、本樹脂原料の伸長のほどが
お分かりいただけるかと存じます。

また、本樹原料の本格的な販売は5年ほど前から開始されその売上規模は、
現在全体の約20%であり今後も期待しております。

なお、納入先は樹脂製造メーカーであり、当該メーカーが樹脂を製造し、
レンズメーカーに納入するといった商流となっております。
従いまして、みなさんが良くご存じの末端ユーザに納入されているものと
思われますが、弊社では把握しておりません。

以上、簡単ですが、ご回答申し上げます。

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田岡化学工業株式会社
総務人事室(総務)

10月30日 0時13分記
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