2015.10.05 シーマ
7638 シーマ (JQ)
株価=34±0(10月02日前場終値)   
出来高=758万3700株(10月02日) (売買単位=100株)
PER=26.1倍(今期=2016年3月期予想実質値) 
01月05日=13円~44円=05月21日(年月日=年初来安値~年初来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

同社株は、決算がらみで激しく動いている。
5.18日は前日の2015年3月期決算発表で37△22(高値は41円)と、まさに暴騰している。
8.28日は前日の2016年3月期第2四半期及び通期業績予想の修正で35△5(同41円)と急騰している。

5.18日発表の2016年3月期の経常利益(実績)は3.77億円だった(予想は1.57億円だった)。
8.28日発表の2016年3月期の予想経常利益は7.41億円だった(3.77億円を上方修正)。

2度にわたり驚異的上方修正を行っているにも関わらず、3.77億円という予想経常利益を受けて44円まで付けた株価が、その後、予想経常利益はは7.41億円とほぼ倍増した数字に変更されたのに、株価は現在35円と5.18日の終値すら下回っている。

これには以下のような理由が考えられる。
8.28日の会社による上方修正後、9.14日に新四季報が発売された。この間、上海株ショックもあって、株式市場は激しく揺さぶられた。そういう中でシーマの上方修正も霞んで来て、そこに四季報が出たわけである。
四季報は2016年3月期の予想経常利益を5.00億円(会社発表は前述のように7.41億円)としている。
にもかかわらず、掲示板では
>四季報営業増益率ランキング 5億~50億帯  45位ランクインおめでとう。
とか四季報発売でも上がらないといった書き込みしかなく、四季報が会社予想を大きく下回る経常利益にしていることに、誰も気づいていないようなのである。
そんなこんなで、要するに、ほとんど業績など分析せず、いい加減に売られたり買われたりしているということだろう。

【四季報予想は外れるとみる】
4-6月期の経常利益は1.80億円(前年同期は▲1.77億円)
4-9月期の経常利益は5.02億円予想(会社)である。四季報は3.40億円予想だ。
この3.40億円予想はかなり常識とずれているのではないか。
季節要因等、複雑なこともあるやもしれないが、しかし会社が、この5.02億円という数字を公表したのは8.27日なのである。ここまで来て4-9月期の数字がそう狂うことはまずないだろう。と言うか、わざわざ上方修正を発表して、4-9月期の予想数字が5.02億円にはるかに届かず四季報さんのおっしゃる通り3.40億円になりましたなどということが考えられるだろうか?

鎌倉雄介の推理=四季報は会社が上方修正を発表する8.27日以前に2015年9月期、および2016年3月期の予想数字をすでに入稿済みだった。その後上方修正を受けて【業績】欄最終行の会2016.3予の数字だけは修正したが、入稿済みの上記数字については(恐らく検討せず)そのままにした。

長くなってしまったが、言いたいのは、シーマの2015年9月中間期の予想経常利益は四季報の3.4億円ではなく会社予想の5.02億円となる(もしくはそれに近い数字に)であろう、つれて2016年3月期通期の予想経常利益も四季報の5.00億円ではなく会社予想の7.41億円の方が信憑性が高く、投資家はこれを使うのが適当だということである。

株価は四季報の5.00億円の影響を受けて低い評価になっている面があろう。
35(円)(時価)×7.41(億円)÷5.00(億円)≒52(円)
株価は52円が妥当という計算もできるが、四季報を全員が信じているわけでもないだろうから、その辺も考慮して、とりあえず45円前後が目標。しかる後、人気次第で50円、60円もないではない。しかし激しい乱高下がこの株の値動きの特性である。あらかじめ大幅に高い値段で一部は売りを出す等、臨機応変の機敏な対応が望まれる。

これ以外の材料については、後日に譲る。

エコス(推)の決算予想についても書きたかったのだが、肩痛で断念、明日以降に。

10月05日 19時53分記
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