30日は、過去の3回同様、大きく戻した。この相場、日本株に関する限り、過剰に大きく動くということがはっきりした。だからその幅・率の大きさを考え過ぎない方が良いという教訓を汲み取るところだろう。

【Gunosy】
Gunosyが引け後、決算を発表した。その内容、評価等については前稿で書いたわけだが、急いで書いたため、多少の修正と補足をしておく必要が生じた。
1Qの売り上げは前年の1Q比では前稿で書いたとおり1.8倍になったわけだが、前の4半期(2015年3-5月期)比では減少している(9.95億円→8.80億円)。詳細については「第一四半期決算報告」参照。
ただ、これについては本年6月から「Gunosy Premium Ads ヘッダービデオ」(動画広告商材)、 「グノシーマンガ」(金田一少年の事件簿など人気10作品が無料で読める)を提供開始したわけだが、これの認知度が高まり売り上げ増が期待できよう。
これとは別に会社は対策を具体的に打ち出している(以下も「第一四半期決算報告」参照)。

>1DL当たりの収益性の改善と、配信情報領域の継続拡大を実施
 1DL当たりの収益性の改善施策
• 外部アドテクパートナーとの提携等による広告主の受け入れ
• 好調な動画広告等の高単価商材の商品開発と販売強化
 配信情報領域拡大施策の継続実施
• 「グノシーおトク」の提供開始
• 「グノシー占い」の提供開始
• 上記施策によりアクティブユーザー数の増加、CPAの上昇を抑制する方針

上記の
• 外部アドテクパートナーとの提携等による広告主の受け入れ
とは、本日決算とともに発表したサイバーエージェントとの提携のわけである。

私はGunosyの将来性を高く評価しているので、1Q業績の多少のぶれなどに一喜一憂することはないという立場だが、動揺する方がいても困るので、あえて詳しく書いた。

【内外トランスライン】
同社株は、30日、後場になって急速に下げ幅を拡大、結局1037▼51で終わった。
どうも遅ればせながら第一中央汽船破綻の影響で狼狽売りがかさんだようだ。会社に問い合わせた方がいたようで、「弊社は・・・・影響は全くありません。」という返事だったとのこと(掲示板)。
ただ、これはややトンチンカンというか話がかみ合っていない。問題なのは海運市況悪化、中国経済低迷の影響で他の海運会社も連れ安したわけで、こういう影響は御社にもないのかということである。

中国経済低迷で輸出入が減少すれば、同社にも悪影響はある程度及ぼう(もちろん郵船や商船三井などのいわゆる海運大手よりは小さいだろうが)。
ただ海運市況の悪化は、同社業績にはプラスなのである!同社の場合、輸送スペースを仕入れるのでコンテナ船運賃の下落はむしろ収益面でプラスなのである。加えて6月中間期業績は経常利益は前年同期比2.43倍となっており通期の12.4%増益計画は、上方修正こそありうるが下方修正の可能性は非常に小さい。
よって、下方修正懸念が強まる海運大手等への連想・狼狽売りで連れ安した株価は、大幅な修正高が期待できよう。
注=読者の方へのコメントで、このことを書き忘れた(その時思い出さなかった!)うえ、やや弱気の返信をしてしまったので、あれは破棄、こちらが正しいコメントとします。

NYダウも大幅高しており、明日の相場は心配無用のようなので、本日はこれで失礼。

9月30日 23時56分記
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