2015.09.16 SBS、IRJ、Gunosy
相場は相変わらず上海市場にかき回されているが、いちいち書いてもきりがないので省略。
FOMCを控えかつ上海は3.52%の大幅安にも関わらず、NYダウは現在150ドル余の急騰となっている。

うまく行けば、日本株も、これで上昇に向かう可能性が出て来た。
そうなれば、新四季報で好業績や好材料が出たにも関わらず、ほとんど反応しないとかむしろ値下がりしている銘柄は、願ってもない買いチャンスだろう。

【注目銘柄で上がったもの】
2183 リニカル
2301 学情
2796 ファーマライズ
3068 WDI
3772 ウェルス
3134 Hamee
6049 イトクロ

【注目銘柄で下げたもの】
2384 SBS
6035 IRJ
6047 Gunosy

新四季報発売後、上げた銘柄でも妙味のあるものもあるが、とりあえず、ここでは下げた銘柄についてのみ、材料を書いておこう。

SBS=経常利益は2014年12月期の37.62億円が15年12月期は54.0億円(会社予想は49.0億円)、16年12月期は62億円予想。ただし6月中間期の数字から見てさらに上回る可能性も十分ある。いずれにせよ今期業績の上方修正は高い確率であろう。デパートが主顧客の一つであり『会社情報』には「訪日客需要など先行きが明るく」とある。
来期予想PERは実質で9.8倍(名目なら7・9倍)の低さだ。

IRJ=四季報前号は経常利益を2016年3月期は8.0億円、17年3月期を12.0億円と予想していたが、今号ではそれぞれ10.0億円、14億円へと大増額した。
IRJは企業のIRコンサル企業であり、数年前当欄で取り上げたときの材料は証券代行業への進出だった。
今回の材料はSR(株主情報)コンサルが絶好調ということである。今やSRが同社の利益の柱になっているのだ。大塚家具の例を持ち出すまでもなく、近年こうした事案が急増、各社対応(株主総会対策)に追われている。さらに本年に入ってコーポレートガバナンス・コードが導入されたことも強い追い風となっている。
来期の予想実質PERは8.8倍に過ぎない。

Gunosy=経常利益は2015年3月期の1.53億円が16年3月期は11.3億円予想だが、これは会社予想の11.28億円を四季報が丸めた数字にしたに過ぎない。注目すべきは17年3月期の予想数字だ。四季報は21.0億円(前号には予想数字はない)を打ち出している。ちなみにQUICKコンセンサス(2社の予想の平均)は25.53億円(18年3月期は45.63億円)だ。
21億円としても来期の予想実質PERは17.1倍に過ぎない。時流にマッチしたネット関連の驚異的急成長企業のPERとして17倍というのはどう見てもおかしいだろう。時価は年初来安値に近く、四季報の21億円予想をまったく織り込んでいないとみていいだろう。

9月16日 1時11分記
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