13日の相場は日経平均は横ばい圏で始まったが、中国が前日に続き3日連続で人民元を引き下げ(1.1%)たことで、一時86円安まで売られた。しかし3回もやられれば免疫もできようもので、その後急反発、結局203円(0.99%)の大幅高で終えた。
ただTOPIXの値上がり率は0.13%にとどまり、また騰落銘柄数では値下がり銘柄数のほうが多かったことでも分かるように、ファストリ、ファナック、ソニー、武田薬品など日経平均寄与率の大きい銘柄が買われた影響が大きく、実態は横ばいだった。
2部は上げたが、JQは横ばい、マザーズは大幅安だった。

好決算発表でも買われないどころか、逆に大きく売られるケースが多いことをこれまで指摘してきたが、以下に、具体的に数字で示そう。

          決算発表日   直前値    その後の高値(日)  その後の安値(日)  現在値
日商開発     8.11日    2448円    2648円(12日)   2243円(13日)  2270円
ニックス      8.10日    1286円    1400円(11日)   1198円(13日)  1217円
TKC         8.07日   3500円    3345円(10日)   3080円(13日)  3200円
ビケンテクノ    8.11日    985円    1022円(12日)    932円(13日)   967円
ダイイチ      8.05日   1435円    1405円(06日)   1280円(10日)  1310円
フィックスターズ 8.06日   2945円    3070円(07日)   2620円(13日)  2634円

注=ニックスのみ場中の決算発表(13時00分)のため直前値は8.07日(金)の終値。

これら6社の決算は、すべて文句ない好決算だった。
決算発表で、直後は買われた銘柄(日商開発、ニックス、ビケンテクノ、フィックスターズ)、直後から売られた銘柄(TKC、ダイイチ)に分かれるが、現在はすべて直前値を下回っている。それもビケンテクノを除き大幅に下回っている。
いかに、今回の下げが、中小型株に厳しいものだったかの証左であろう。

しかし物は考えようである。
ここまで好業績中小型株が売りたたかれ、逆に主力大型株はそれなりに戻しているとなれば、そろそろ、逆の動きが出てくる局面が近いのではないかということである。

参考までに、13日の私の売買(いつもの何分の1という少なさである)を明かしておこう。

東祥(推)、トランコムが値上がりしていたので各300株、100株売却、持ち高を減らした。動きの悪いIMV(推)、サイバーリンクスも、それぞれ2000株、600株売却、持ち高を減らした。
逆に買ったのはスターティア(推)。数万株保有しているわけだが、ここは下げ限界とみて、1916円の寄り付きから少し買ったのだが、さらに下落したので1871円以下を買い下がり、結局1891円平均で1100株買い(終値1892▼31)。
またかつての推奨銘柄のアイティフォーが年初来高値(503円)に迫り出来高も増えて来たので、491円平均で2500株、打診買い(終値490△9)。
(トータルではやや売り越し。ここ私は読者諸氏にも言っているように持ち高は減らしており、来るべき買い場に備えている。)

13日の上海株は大幅高、中国の当局者も人民元切り下げもこれで打ち止めと言ったという。
ヨーロッパ各国株はほぼそろって上昇だがアメリカ株(NYダウ)は小幅安、日経平均先物は小幅安というのが、現在の状況。このままなら主力株一色相場ではなく、14日は小型の売られ過ぎ銘柄向きの相場が期待できよう。

8月14日 0時05分記



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