連日の猛暑で、多くの個人投資家の頭脳も異常をきたしてしまったのではと疑いたくなるような、10日の相場だった。

すなわち、ここ好決算でも売られる傾向が顕著なわけだが、10日はそれの極致とでもいうべき状況だったのである。
8.07日、引け後に好決算を発表した銘柄の10日の終値を示す。ニックスのみ、8.10日13時00分の決算発表である。

ケンコーマヨネーズ  1706▼  6
仙波糖化(推)      532▼  2
情報企画        1681▼ 19
TKC           3275▼225
岡山県貨物運送    266▼  2
ニックス(推)      1262▼ 24

いちいち細かくは示さないが、各社、文句のない好決算だったのである。
仙波は1Qの経常利益は前年同期の2.27倍だった。
岡県運送の1Qも同2.09倍だった。
TKCは3Q累計で経常利益は通期予想を5.6%上回った。
ニックスに至っては3Q累計の経常利益が前年同期比40.9%の増益となり、今期業績予想を上方修正、併せて増配も発表した。

10日の日経平均は0.41%高、TOPIXは0.72%高だった。
一方、2部は0.78%安、JQは0.88%安で、1部市場と、2部、JQは正反対の値動きだったわけである。
こうした状況下で、表に示したような理不尽な値動きも発生したととらえるところだろう。
いずれにせよ、これ以前にもIMV(推)など同様なことが起きており、中小型株には、強烈な逆風が吹いていることを認識しておく必要がある。

しかし、何度も書いているように、この現象は、ここ何年かずっと継続している現象である。
そして、ある程度の期間をとれば、アンバランスは、いつも解消されて来た。心配せず、正常な値動きに戻るのを待とう。

10日引け後、好決算を発表した、かつての推奨銘柄の太平製作所(302△80)、ノーリツ鋼機(760△100)が、PTSでともにストップ高となっている。
これが、両社、11日にも引き継がれ、10日に売られた好決算銘柄にも好影響を及ぼすのを期待しよう。

8月11日 0時08分記
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