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28日の相場は海外株安を受けて大幅安で始まったが、じりじり戻し、結局日経平均で-21円(0.10%)、TOPIXで-8.44(0.52%)の比較的小幅な値下がりにとどまった。主力大型株はほぼ全面安となる一方、小型株指数はプラスなことで分かるように、小型株には値上がりするものも多かった。いずれにせよ、市場エネルギーは著しく減退している。

当道場銘柄は総じて堅調だった。
トランコムが7050△490(年初来高値更新)まであって6660△100のほかサカイ引越(推)、アトラ(推)、トランザクション(推)、寿スピリッツ(推)などが上げた。スターティア、内外トランスライン(推)も小幅高。ウェルシア、クリレスなどは下げた。
セーラー(推)は65円まで下げる場面があったが、終値は71±0。決算への期待が大きいのだろう。

トランコムの急伸は27日引け後発表の好決算(見落としていた!)を好感したものだが、野村証券が会社計画を上回る好業績予想を出すとともに「Buy」を継続、目標株価を7000円から7600円に引き上げたことも効いたと思われる。24日好決算を発表したサカイと同じく、輸送業界は燃油安もあり好業績が見込まれるところが多い。
30日決算発表予定の内外トランスも好決算が期待できる。すでに6月中間期については上方修正済みなので、この数字7.3億円(経常利益)は達成必至、通常ならプラスαとなる。問題は通期業績を上方修正するかどうか。大幅上方修正となれば、株価は大幅高もありえよう。据え置いた場合、多少の失望売りはあろうが、大きく下げる可能性は小さいだろう(いずれ上方修正するだろうから=単にお預けになっただけ)。

前稿で書いたように、これから決算発表が本格化する。過去に学び、発表前に大きく上げた場合は、やはりある程度は売っておくのを基本にするのがいいだろう。ただ上方修正の可能性が高いにもかかわらず発表前に株価が上げていない場合は持続、決算待ちが基本。

エコスは5日連続安となったわけだが、来期予想PERは6.5倍まで低下した。ここからは買っていいだろう。
スターティアも突っ込んだところは買いで報われよう。時価買いでもいいだろうが、その場合は多少はリスク覚悟で。

7月29日 0時30分記
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