前稿で、日本株は下げすぎではないかとし、その理由を探りつつ、答えを探り当てずにいることを書いた。
その後の世界各国の株価は、一段と私を当惑させるものだった。

上海株は前日の5.9%安の後09日は一転5.8%高となり、ほぼ100%戻した。一方、日本株(日経平均)は、上海株が小高かった段階でも、なおかなりの値下がりで、その後上海株が大幅高するにつれ、ようやくプラスになり最後は118円高だった。しかし、これは日経平均だけの話で、TOPIX、単純平均ともマイナス、騰落銘柄数も値上がり419、値下がり1406で体感的には大幅安だったのである。鎌倉式体感株価は(419-1406)÷6=-164.5、つまり165円安である。

その後の欧米株であるが、現時点で、そろって大きく上げている。
イギリス+1.4%
ドイツ  +2.4%
フランス +2.5%
イタリア +3.3%

アメリカ +0.9%  (NYダウ)

これだけでも、十分、どうなってるんだと叫びたくなるが、追いうちをかけるのが日経平均先物(大証夜間)である。

日経平均先物 -0.7%

以上のようなわけで、結局、震源地であるギリシャの加入するEU各国、震源地そのものの中国、それにアメリカと、すべて、何事もなかったように、ほぼ全値戻しかむしろプラスになっているわけである。そして独り日本だけが大幅安というのが現状だ。
株の分かる記者などいないのではと思われるNHKテレビなどは、09日の日本株は上げたということで解説しているからお話にならない。以前はNHKは日経平均より前にTOPIXの数字を言っていたのだが、今やTOPIXは忘れたようである。

TOPIX  -0.16%
2部   -0.85%
JQ    -1.22%
マザーズ-0.91%

いずれにせよ、09日の日本株は主力大型株、特に日経平均に影響の大きいファストリ、ソニーなどの大幅高で日経平均は上げ、TOPIXにしても小幅な下げにとどまったわけだが、小型株指数は-0.76%とかなり下げ、2部、JQ、マザーズはさらに大きく下げた。
日経平均先物(大証夜間)が、かなりの下げになっているので予断を許さないが、常識的には、独り、世界の孤児になった日本株、その中でもさらに見捨てられたかの感のある小型株は、どうみても異常状態にある。10日の大幅反騰を期待しよう。

7月10日 1時00分記


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