ともかく分かり難い相場が続いている。
理屈に合わない、合理的な説明がしにくい相場ということである。

日本商業開発は20日引け後、今期業績の上方修正と記念配当実施を発表したが、23日は1980△70(高値は2159円)にとどまり、24日には30円安、25日は1円高なので、結局この材料で、わずか41円上げただけである。
ライフコーポは日経に好業績予想の記事が載り2158△210(高値は2269円)と急伸したが、24日、25日と続落、計46円下げたので結局164円の上げにとどまったことになる。
どちらも好材料発表後の高値で買ったとすると、25日の終値では、大幅下落になっている。

一方、例の東洋ゴムは、あれだけの悪材料にもかかわらず、発覚直後の16日は2424▼347だったが、その後も次々、ひどい話が露見しているにもかかわらず、25日の終値が2341円で、たいして下げていない。

こういうこと以上におかしいのは、主力株がどんどん買い上げられ、PERで言うと20倍が最低ラインで、30倍前後からそれ以上の銘柄も珍しくないということがある。ファンダメンタルズ無視、動きのいいものに無定見に乗る、乗り遅れまいと動きのいい大型株に買いが集中、反動で小型株が売られているわけである。

嘆いていてもしようがないが、ただ、こういうおかしな動きがこれからもずっと続くわけではないので、方針としては、前稿で書いたようなことになるわけである。

巴コーポレーション(推)が471△7で、終値としては3.18日に付けた469円を抜いて戻り高値更新となった。建設株の多くがPER20倍~30倍といった高PERまで買われていること、また昨年来高値に近い水準まで上げてきているものも多いことからして巴の出遅れは著しい。
PERは13.6倍、時価の471円は昨年来安値から19%上げただけに過ぎない。510円高値更新は時間の問題だろう。膨大な含み・勝どき再開発もあり大相場に発展する夢を秘める。
なお、相場をやっているときの最大のリスクとして地震があるが、私はこれへの対策として建設株をポートフォリオに加えるようにしている。少し前までは技研製作所を保有していたのだが、その後は割安ないい銘柄がなく実行していなかった。
今はぴったりの銘柄として巴を大量に組み入れたわけだ。読者諸氏にも、地震対策も兼ねて組み入れておくことをお勧めする。万が一の首都直下地震でも、かなり痛みを軽減してくれよう。

サカイ引越センター(推)は、これまた来期予想実質PERが9.8倍で超割安は歴然。同社の場合、堺市本社で関西が地盤なので、関東以北が比較的手薄だ。このため逆に今後、東京などの関東、東北、北海道等は開拓の余地が大きい。まだまだ高成長が続くことが期待できる。

26日が3月末配当の権利付き最終商い、27日が権利落ちとなる。
高利回りで買われている銘柄の場合、権利落ちで妥当値より大幅に安い値段になるケースが近年は多いように思う。
逆に、それほど配当期待で買われていない銘柄(低利回り)の場合、権利落ちで配当分を埋めてなお高くなるケースも結構ある。
この辺のことを頭に入れて対処されたい。とはいえ、ケースバイケースであり、的確に予想するのは至難のわざである。一応、一般論を書いた次第である。

3月26日 0時39分記
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