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武田薬品の上昇が止まらない。
これは主力株でトップクラスの高配当(年間180円配当、3月末分は90円)を狙っての買いが継続して入っているからだろう。同社の株価は昨年末大納会の終値が4996.5円だったが本日の終値は5502△179でこの間1割強上げたわけである。

そこで、以下で、高配当、高利回りながらまださほど上げていない好業績・低PER銘柄をご紹介しよう。
なお、私が提唱していたことなのだが、配当利回りを年間配当で見るのではなく、3月末(一部2月末)分だけで見た場合の高利回り株を取り上げる。
比較のため載せた武田を除く以下の3社はすべて期末一括配当である。
ありがとうサービスは2月末、ハードオフとプロシップは3月末配当である。

コード   銘柄    株価(1.20日)  配当    利回り    PER

3177 ありがとう   2552円      82円    3.2%   7.6倍

2674 ハードオフ   1101円      30円   2.7%   11.2倍

3763 プロシップ   2850円      70円   2.5%   10.6倍

4502 武田製薬    5502円     180円   1.6%   45.0倍 

注1=武田製薬は年間では利回りは3.3%だが、年2回配当なので3月末分だけでは半減、1.6%に過ぎない。
注2=PERは来期予想実質値。

1月20日 22時51分記

実質賃金の低下が続き貧富の差が拡大する中、リユース(中古品)業界には強い追い風が吹く。
ありがとうはブックオフ、ハードオフのフランチャイジーである。今期は7円増配して82円配当、来期はさらに90円程度にまで増配の可能性がある。超低PERであり、2800円~3000円程度が期待できよう。
ハードオフは同業大手のコメ兵、トレファクに比べ著しく割安。配当狙いの買いも呼び込んで出遅れ解消に向け大幅高を期待。
プロシップは固定資産管理ソフトで今年度中に28か国に対応、顧客のグローバル展開に対応、競争力をアップさせている。

【M2M、I o T】
NSWに材料が出て株価は1007△150のストップ高となった。いよいよM2M、I o Tが市場の人気テーマになったということだろう。
同関連ではアプリックスが2144△340、ネクス1085△150なども急騰した。東京コスモス電機も大商いで175△10。
NSWはPTSで1307△300のストップ高まであって最後は1275△268。
どこで売るか難しいが、12.28日に書いたことなども参考にされたい。ただ来期予想実質1株利益は76.5円であり時価のPERは13.2倍に過ぎない。20倍に買うだけで1530円、30倍なら2295円だ。一部は早めに利益確定するにしても、一部は残したい。分けて売るのが鉄則だ。以下は野村総研の見方である。

>急成長が見込まれるM2M(Machine to Machine)市場。2013年の規模は2377億円、年率30%~50%近くの成長を示し、2018年には1兆円規模になると予測する。

この本命企業の地位を不動のものにしつつあるNSWの時価はなお超割安というしかない。

1月21日 0時13分記



1月20日 22時51分記
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