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18日の相場は、前日とは一転して、全面高となった。騰落率的には1部市場は日経平均、TOPIXとも2.1%台の上昇率で、2部、JQの1%台前半を大きく上回った。ただ、2部、JQは前日の下落率の3倍以上の値上がり率であり、この2日間合計では、ようやく、1部を上回る値動きになったとも言える。

大和小田急建設(推)は791△42と大きく反発、建設株としては全上場銘柄で1位の値上がり率だった。地合い好転で、理不尽に売りたたかれた反動が出たというところだろう。大和ハウスの急成長の恩恵もあって、受注、受注残とも増加の一途、大増額修正した今期業績見通しも、なお一段の増額の余地がある。PER的にも、建設株でも最も低い水準であり、とりあえず859円の戻り高値挑戦となろう。

クリーク&リバー(9月下旬WEB銘柄)も702△48と大幅反発した。8月中間期の経常利益は会社の予想の8.0億円を大きく上回る9.41億円(四季報予想は9.4億円)だったわけだが、通期予想は13.5億円を14.0億円にわずかばかり引き上げただけだった。しかし恐らく四季報予想の15.0億円前後への再上方修正が期待できよう。
いずれにせよ、業績面の不安は全くなく、2017年度営業利益(≒経常利益)30億円(その場合実質1株利益は83.6円)構想を掲げる同社の成長力に期待しよう。

朝日ラバー(推)は38円安で始まったが、182円高まであって終値は2848△130。まったくもって、予想の難しい株だが、いずれにせよ、なお3435円高値更新から一段高の夢を秘めている。全株は売らず、わずかなりと保有して行く末を見届けたい。私はなおかなりを保有している。

日東工器(9月下旬WEB銘柄)は2170△31と4日続伸、戻り高値更新。年初来高値2224円が迫っており近々、更新の可能性が十分あろう。どう考えても、今期業績は、いずれ上方修正となろう。

ソースネクスト(推)は、高寄りしたものの807▼23まで下げる場面があって825▼5。決算を見てやみくもにに売る風潮に前日急落した後遺症が残った感じだが、
「アプリ超ホーダイ」でユーザー100万人という目標が達成できれば43億円余の売り上げになり、これが同社の年間売り上げの5割超になることは、以前に書いた通りだ。来期以降の業績は急激に伸びる可能性大のわけで、これを織り込む相場はこれからだろう。

こうした大きな戻り相場の中で取り残され気味の銘柄を、私は18日、少しずつ、拾った。
すなわち、前日比1円高で寄り、その後も10円高程度で低迷していた協立電機、同じく小幅高にとどまっていた日本ビューホテルの2銘柄である。
協立電機は1Q決算絶好調から見て、評価不足が著しい。ビューホテルは訪日外国人急増の恩恵を最も受ける会社の1社であり、1年余前の新規上場直後に2222円高値を付けて以降下げ続け、1267円でようやく底入れして反騰に入ったチャートが魅力だ。

11月19日0時20分記

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