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市場開始直前発表の7-9月期のGDP速報値が事前の市場予想値を大きく下回った(前期比年率1.5%減)ことで、17日の日経平均、TOPIXは急落した。どうみても消費増税直後より一段と景気は悪化しており、民間エコノミストによる予想の中央値2.0%増(前期比年率)というのが浮世離れしていたわけだが、外国人には驚きだったろうから、外国人主導の相場なれば、こういう株価の反応になったのだろう。

ソースネクストの大幅安で、狼狽したのか、おかしなコメントがあった。私の懐具合を心配してくれているのか嫌味なのか分からないが、私のことはいいから、自分のことを心配するようにとだけ言っておこう。
株式投資など、地獄極楽巡りであり、好い時もあれば悪い時もある。いちいちおたついていては身がもたない。そういうことに耐えられない人は足を洗えばいいのである。

17日の下げは、実際、そうたいしたことはなかった。私の場合、ソースネクスト(推)は、確かに主力株だが、その他銘柄が比較的健闘してくれたからである。
すなわち、朝日ラバー(推)が急反発、ポバール(9月下旬WEB銘柄)、日東工器(同)も上げ、またセーラー(同)は変わらず、大和小田急、横田製作(推)、NIDなどの下げも比較的小さかったからである。それよりなにより、2月03日、04日の下げのときは、懐具合も潤沢とはいえない中での急落で、きついものがあったわけだが、現在は余裕綽々、こんなこともあらあなくらいなものである。そうも言ってられない方もあろうが、そういう方にはポートフォリオをどうするか、あまり極端に特定の銘柄に集中投資はしないことを助言しておきたい。

太平製作所(推)は、比較的良い決算だったわけだが急落、ソースネクストは可もなし不可もなしの決算で同じく急落、文句のない好決算・上方修正もした大和小田急は決算後、ほぼ一貫して下げ続けている。減額修正したセーラーは、その後踏ん張っている。このように、現下の動きは業績を無視したものとなっている。
だからと言って、業績は関係ないなどと考えるべきではない。ある時期、おかしなことになっていても、もう少し長い目で見れば、結局はまともな動きになるというのが、過去の相場の教えるところである。

とりあえず日経平均先物・大証(夜間)は現在17160円と、186円ほど高くなっている。18日は持ち株もそれなりに高くなると期待して寝るとしよう。

11月18日 1時02分記
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