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ここ日経平均だけ上げて、小型株(東証1部)や2部、JQ、マザーズ銘柄は、蚊帳の外という相場が続く。
また東証1部でも、建設株が売られ不動産株が買われている。

どちらの動きも、今一つ納得できないものがあるが、事実は事実として受け入れなければならない。それで、いろいろ、こうなった理由を考えてみた。とりあえず到達した結論(仮説)を書く。

まず日経平均だけ上げている(TOPIXもやや見劣りするがかなり上げている)理由である。
これだけ上げても、実はPER(今期予想)は日経平均採用銘柄は16.36倍で東証1部全銘柄の17.17倍やJQ全銘柄の16.59倍を下回る。これはどうしたことか。答えは簡単である。日経平均採用銘柄が好決算見通しだったからである。予想を上回るところが多かった。実際、少し前にも書いたが、2部やJQ等の中小企業(いわゆる中小企業の意味ではなく、東証1部の大企業に対して言っている)の決算は、予想を下回るところが結構多かった。これに対し自動車等を中心に、輸出比率が高く、国際展開の進んでいる大企業の決算は予想を上回るところが多かった。
もちろん、今回の上げ相場の主役が外国人であり、彼らの買う銘柄の値上がり率が必然的に大きくなったということもあるのは、言うまでもないが。

次に建設株が売られ不動産株が買われている理由である。
その前からこういう傾向はあるので、かなり疑問ではあるが、一説に、今回の解散騒動・消費増税延期で、建設株の場合は公共事業関連が滞る可能性がある、不動産株は住宅・マンション需要に追い風・金利低下もプラスだからという。16日付け日経朝刊では7日続落のNEC株について「官公庁のIT投資を左右する衆院解散が嫌気されている」という見方を示している。

上記の見方、そして株価の動きには、納得できない点も多い(たとえば、NECが下げ始めたとき、あるいは大和小田急が下げ始めた時には解散などという話はなかった)のだが、とりあえずは認めて、話を進めよう。

2部、JQ等の銘柄が上がらない理由が業績不振なら、好業績の銘柄は、連れ安しているだけのわけだから、いずれ見直されるとみていいのではないか。

建設株やNEC株の場合は、もしそういうことが理由なら、これは、かなり馬鹿げた話だろう。延々半年、1年も選挙をやっているならまだしも、たかだか2か月の話である。しかも安倍首相は「解散した後も15年度予算編成の作業を継続させる意向」(日経16日朝刊1面)なのである。

結論としては、2部やJQの銘柄も業績面の裏付けのある銘柄は、早晩割安訂正高を期待していいだろう。大きく下げている建設株も同様だろう。

【ソースネクスト(推)】
初めに決算について。9月中間期の経常利益は6.16億円(前年同期は5.03億円)だった。会社の直近予想は5.65億円、四季報予想は6.70億円だった(以前にも書いたが四季報の場合、中間期の予想数字が会社発表のものと同じなのか違うのか明確でないのが困りものである。投資家は自力で調べるしかない)。通期予想は、これまでの13.02億円(前年同期は12.25億円、四季報予想は14.5億円)を変更しなかった。常識的には、通期は13.4億円~14.0億円程度になろう。
というわけで、この決算はまあ可もなし不可もなしというのが一般的評価だろう。

ところで、同社の格安スマホ向けの「アプリ超ホーダイ」について無料アプリ全盛の今、あまり期待できないのではという見方をよく耳にする。
これについては詳しく書くとあまりに長くなるのでやめるが、投資家として重要なのは、ソースネクストが「1年以内に100万人のユーザー」という目標を達成できるかだろう。アプリ定額サービスでは先行するKDDIの「auスマートパス」がすでに1000万人以上のユーザーを獲得している。ソースネクストはすでにMVNOのユーネクスト、ビッグローブへのサービス提供開始を発表するなど、着々と手を打っている。今後も、続々提供開始のIRが出るのではないか。そもそも、同社はKDDIやNTTに各種アプリを提供しているのであり、今回の自社のサービスでも、魅力的なアプリを提供するのは朝飯前のはずである。製造・卸業者が小売りにも進出するようなものなのだから。興味のある方は同社HPで同社の提供アプリを確認されたい。

なおスマホの「新規契約の3割強は格安スマホ」という衝撃的、かつソースネクスト株主には欣喜雀躍の記事が日経の15日付け朝刊2面に掲載されている。やはり100万人ユーザー獲得など軽く超過達成とみていいのではないか。そうすれば、同社業績は飛躍的に伸びるわけである。

【大和小田急建設】
昨日何年ぶり、もしかしたら10年以上ぶりに新宿駅南口に降りた。そうしたらかなり大がかりな工事が進んでいた。施工業者を見ると、大成建設、大林組、鉄建建設、大和小田急建設とあるではないか。「新宿駅南口に設置するバス停留所など交通施設を受注。来期に向け、収益寄与を見込む。」(「会社情報』最新号)とあるが、これのことか?ただ見たところ、立体駐車場のようなので、別物か。いずれにせよ、大和小田急は元気に頑張っている。
これだけ好業績で建設株中1、2を争う低PER銘柄が、業績上方修正以降下げ続けているのは異常だ。私はかなり多く保有、ポートフォリオ的には満腹状態だが、ここからは買い下がる方針だ。

大きく下げている銘柄(サイネックス=推、クリーク&リバー=9月下旬WEB銘柄等)は、地合いが悪いだけなので、焦らず地合いの変化を待とう。

日東工器(9月下旬WEB銘柄)は動きが良くなってきた。水素ステーションがらみのニュースが、トヨタの燃料電池車発売接近で、増えて来た。日東工器は水素ステーション向けの高圧水素供給継ぎ手のトップメーカーだ。

朝日ラバー(推)は、そろそろ反発のタイミングだろう。

11月16日 22時40分記

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