意表を衝く黒田日銀の異次元緩和第2弾で、日経平均は756円(4.83%)の暴騰となった。ただこれくらいの上昇率だと値下がり銘柄は50未満が普通だが、今回は120である。主力大型株が大きく買われ、小型株はさほど出なかったということである。2部、マザーズの上昇率は1.3%前後、JQに至ってはわずか0.69%であった。

こうした中、当道場銘柄も冴えない値動きのものが結構多かった。珍しいことではないが。

3020円まであった朝日ラバー(推)は終わってみれば2609▼191。大和小田急建設(推)818▼9。その他サイネックス(推)、横田製作(推)、Nフィールド(推)なども下げた。
アルゴグラフィックス(9月下旬WEB銘柄)は2009△14とようやく年初来高値更新。
ソースネクスト(推)は930円まであって896円まで押し終値は901△30だった。後日、なぜこの銘柄に私がかくも強気なのかは書くので、しばしお待ち願う。

さて、31日は多くの企業で決算発表があったわけで、当道場銘柄でもいくつかあった。残念ながら冴えないものが多かった。
セーラー(9月下旬WEB銘柄)は下方修正を発表。42円まであって39△1だっただけに、まずまず程度以上の決算ならと、残念である。ITフォー(推)も下方修正。共立印刷(6月下旬WEB銘柄)は9月中間期が減益だったが通期は据え置きだった。
アルゴグラフィックスは好決算だった。9月中間期の経常利益は直近予想の11.5億円に対し12.64億円(前年同期比16.0%の増益)だった。通期は据え置いたので、市場がどう反応するか微妙だが、前年同期比5.4%増の通期予想は、いずれ上方修正とみるところだろう。

どうも東証1部のそれもかなりの大企業は総じて好決算を出すが、それ以外の企業では、思わしくない決算が目立つように思われる。31日発表のものを、いくつかェックしてみたのだが、ダメ決算が、あるわあるわで、驚いた。
下方修正に限らずよくない決算だったところをいくつか挙げてみると、
コメ兵、遠藤製作、DMS、エイベックス、サニックス、ヤマザキ、森尾電機、カーチス、ソマール等である。
もちろん、いい決算を発表したところも多い。トリドール、クロスキャット、西部電気、アイフル、丸紅建材リース等である。きちんと数えたわけではないが、よくない決算のほうが多いように感じる、それくらい失望させられる決算発表が多いのである。やはり、決算前にある程度売っておくのを鉄則にした方がよさそうだ。

第2弾異次元緩和で、小型株はさほど上げなかったり逆に下げたりと、期待外れの値動きだったわけだが、これは、あと数日の値動きで帳尻合わせがあると考えよう。小型株は薄商いの中、一時的にとんでもない値動きをすることも多いが、それに惑わされてはいけない。
例えばシュッピンという会社の株価を見てみよう。訪日外国人激増関連として人気化、10.17日から7連騰し27日は2025△87だったが28日から30日まで3日続落、計205円も下げた。そして31日は1930△110。技研製作も似た動きをしている。

こうした例を挙げたのは、大和小田急建設の、このおかしな値動きも、これと同じなのではと考えるからである。同社株は28日まで順調に上げてきたわけだが、29日から急失速、全般高の中、3日続落となっている。訳が分からないと感じている方も多いと思うが、別に驚くことはないし、弱気になる必要もなかろう。近々にもシュッピン、技研製作のように急速に戻すのではないか。

いずれにせよ、小型株も独り蚊帳の外ということはなく、大型株同様、第2弾異次元緩和の恩恵を受けて早晩大きく上げるであろうあら、心安らかにそれを待とうと言いたいわけである。

10月31日23時57分記
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