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2014.10.17 暴落への対処
9月19日に、日経平均・TOPIX、2部、JQとそろって年初来高値を更新、25日には日経平均・TOPIXはさらに高値更新となったわけだが、30日に変調の兆しを見せ、10.07日以降はつるべ落としの下落となっている。
値上がり銘柄数が100未満の場合を、私は「暴落」と定義しているが、これは本年7回ある。1.27日、1.30日、2.04日、3.14日、5.07日の5回と、今回の10.02日と10.15日(値上がり銘柄数83)の2回である。

この下げの理由だが、発端はEU各国で独り好調だったドイツの成長鈍化だろう。これでヨーロッパの景気後退懸念が高まり、その後、中国経済もとなり、ついには最後の砦であるアメリカ景気も危ういのでは(15日朝発表の8月小売売上高等が市場予想を下回った)と、不安の連鎖となったわけである。日本経済は、消費増税後の回復が思わしくなく、成長率見通しは大きく下方修正の方向である。

こういう状況下、世界株安となっているわけだが、ここにきてNYダウなどの下落率に比べ、日本株の下落率が大きくなっている。15日のNYダウは460ドル超の下げまであったものの終値は173ドル(1.06%)と大きく下落率を縮小した。これを受けての日本株は日経平均で335円(2.22%)安と2倍以上の下落率となった。これは日本株がもともと世界でも振幅が大きいという特性がある(世界景気の動向に大きく左右される経済構造なのか)のに加え、ここ安全資産として円が買われ円高が進行していることがあるとみられる。

アメリカの場合、景気指標の発表ごとに大きく株価は動くが、これまではいい指標、悪い指標がまだらに出がちで、結局は、やはりアメリカ経済は底堅いとなり、株高が進んできた。今回も、結局はそうなる可能性もあるが、今回はそうはならない可能性も当然ある。予断を持たず、状況の推移を見ていく必要がある。
いずれにせよ、暴風が吹き荒れている現状では、ある程度持ち高を少なくし、最悪の状況になったとしても、何とかなるようにしておくことが肝要である。谷深ければ山高しで、生き延びさえすればなんとかなるというのが、相場というものである。打ちひしがれ、防御姿勢も取らずにいては、ボクシングで言えば相手にぼこぼこにされるだけである。クリンチするなり死力を振り絞って反撃するなりして、まずはそのラウンド終了までしのぐのである。

さて肝心のアメリカ株であるが、今日もまた、激しく高下して最後どうなるかわからない。NYダウは下落して始まり、一時は200ドル超の下げとなったが、その後じりじり戻し、+20ドル前後まであったようだが、その後また下落に転じ、ここにきて再び小幅ながらプラス圏となっている。日経平均先物 大証(夜間)はわずかのマイナスとなっている。
注=3時まで取引のある日経平均先物 大証(夜間)のほうがリアルタイムに近い数字が出るので、それまではCME日経平均先物は使わない。

ここからのシナリオは大きく分けて
⓵16日のNYダウがプラスで終わり、日本株も含め世界的株安もひとまず終了
②16日のNYダウがマイナスで終わり、日本株はそれに輪をかけて下落、世界的株安も継続
の2つがあるわけだが、楽観主義者の鎌倉雄介は⓵を信じて、眠ることにする。

2時12分現在
NYダウ=+3ドル
日経平均先物 大証(夜間)=-28円(16日の日経平均終値比)

10月17日 2時14分記
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