相場動向について書く前に、9.26日付けの記事(同日1時07分公開)で、「絶好の仕込み場」として紹介したクリーク&リバーの業績予想について書いておこう。

同社は9.25日、以下のプレスリリースを出している。

2. 業績予想修正の主な理由

平成27年2月期第2四半期連結累計期間の連結業績予想につきましては、当社グループ全体で事業が好調に推移し、全セグメントにおいて前年を上回る業績を達成し、期初の計画を上回る見込みとなったため、業績予想を上方修正いたします。

なお、平成27年2月期(平成26年3月1日~平成27年2月28日)の通期連結業績予想については、建築、ファッション、作家等、新規エージェンシー事業の需要増に対応した拡大投資、当社ゲーム・アプリ分野におけるの自社開発事業の拡大及び制作受注の増加に伴う拠点拡充等の積極投資を当第3四半期以降に予定していること等を鑑み、第2四半期連結累計期間において期初予想を超過した額の一部について、業績予想を上方に修正いたします。

今後、更なる修正が必要となった場合は、速やかに開示いたします。

以 上

(注)業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社グループで判断したものであり、潜在的なリスクや様々な不確定要素が含まれております。そのため、様々な要因の変化により、実際の業績は、記載されている予想数値と異なる可能性があることをご承知おき下さい。

注目すべきは本文末尾にある
>今後、更なる修正が必要となった場合は、速やかに開示いたします。
の文言だ。
念のため、同日に業績修正した数社をチェックしてみたが、やはりこういう文言はない。おしなべて「実際の業績は、記載されている予想数値と異なる可能性がある」(クリーク&リバーも注として言っている)という逃げをうっているだけである。

以上の分析から導き出される結論は自ずと明らかだろう。いずれ通期業績はさらに上方修正になる可能性が極めて高いということである。

なお同社の8月中間決算の発表は10.02日である。これについて理解に苦しむような書き込みが掲示板でみられるが、10.02日には、基本的に何も起こらないだろう。9.25日12時20分に発表した数字とほとんど同じものが正式に確定したものとして出されるだけだからである。また本決算ではないので、次期(2016年2月期)の決算予想が出されるわけでもないのは、言うまでもない。
8月中間期の経常利益は期初の800(単位=100万円、以下同)予想を940に大きく上方修正した(9.25日)が通期については1350を1400に小幅に上方修正するにとどめた。
実は中間期の940という数字は、まさに四季報の予想と同じである。そして四季報の通期予想は1500である。ここにきて、映画、ゲーム等で好材料が続出していることでもあり、通期、四季報程度の数字になるとみるのが、現時点で妥当であろう。そして会社は2018年2月期の営業利益(≒経常利益)30億円をもくろむ。

9月30日 22時13分記





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