サイネックスが08日、15時30分に1Q決算を発表した。
下記のように誰が見ても文句のない素晴らしい内容だったのだが、掲示板では相変わらず的外れなネガティブな反応が少なくない。例によって進捗率を持ち出す人までいる。 (数字の単位は100万円)
                 
                     売上                経常利益
2015年3月期1Q        2495(+14.9%)     177(+169.0%)
2014年3月期1Q        2172               65

2015年3月期通期予想   10500(+4.8%)      750(+2.5%)
2014年3月期実績      10016              731

進捗率で言えば、経常利益ベースでは、通期の750に対し177だから23.6%で、通常の25.0%を下回る。しかし、こんな数字を持ち出すのは、決算の見方が全く分かっていない人だけだろう。そんなことを言うなら前期1Qは通期の731に対し65だったから8.0%だったのである。
もう一つ、1Q決算が好調だったことの傍証を示すと、経常利益は9月中間期、前期の327に対し四季報予想(会社は予想を出していない)は350である。つまり前期比で+23、通期予想は前期の731に対し会社予想=四季報予想は750で+19である。
これに対し今期は1Qですでに前期の65に対し177で+112、常識的には、この貯金だけでも、通期業績は上振れが濃厚とみるべきである。
屋上屋を架す感があるが、だめ押しをすれば、売り上げがある。1Qですでに前期を323も上回った(+14.9%)。にもかかわらず通期では前期比+484(+4.8%)の予想を変更していない。利益は、種々の要因で変動するので、比較的予想が難しいが、売り上げは比較的簡単である。特別な事情でもない限り、大きな変動はない。1Qからかなりの確率で通期も見通せるのである。サイネックスの場合、1Q(3ヵ月)だけで売り上げが前年同期比+323と激増しており、あとの9ヵ月合計でも161しか増えないなどということは、まずないと言っていいだろう。

要するに、この決算は文句のない好決算だったとみるのが妥当である。通期業績も、結局は大幅に上方修正となると、私はみている。
ふるさと納税で控除額倍増(が必至とみられる)が寄与してくる来期以降はさらに業績は急上昇するであろう。
こういう大きな流れをしっかり理解して株価を見ていくことが重要である。

8月09日 22時41分記

   
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