太平製作所は後場、大商いとなって238△40まであって206△6。
同社はキクカワエンタープライズと並ぶ木工機械等のトップメーカーである。

7.26日付け日経朝刊に「日本、木材大国への道」という大見出しの6段のかなりの分量の記事が掲載されている。成長戦略に「循環利用」、供給増で世界一安い ともある。
以下一部を引用する。
>政府の成長戦略の「日本再興戦略」改訂版では、目玉政策の陰に埋もれながらも「豊富な森林資源の循環利用」が打ち出された。
>今なぜ国産材なのか。戦後の植林材が伐採期に入り森林蓄積量(2012年年)は49億立方㍍と半世紀で2.6倍に急増した。政府は木材自給率(13年は28.6%)を20年に50%にする予定だ。成長戦略の具体策でも板材を直交するよう張り合わせたパネルの普及を促した。

太平製作所は四季報に以下の記述がある。
「国産材使用の直交積層材合板は高層建築物の構造材としての認可待ちで、同製造プラントの受注開始。」
なお前号では「直交積層材合板機械など新鋭機を投入、受注開拓図る。」だから、1歩前進したことが読み取れる。

日経記事にある「板材を直交するよう張り合わせたパネル」が四季報記事にある「直交積層板合板」と同一ないしほぼ同一のものということが分かろう。
注・・・パネル=合板

要するに、政府は戦後の植林で大量に植えられた杉などの木が現在伐採適期を迎えた中で、これを好機と林業再生を図り成長戦略の一翼を担わせようというわけだ。すてきナイスグループ、ホクヨープライウッド、ノダ、中国木材は、それぞれ15億円、68億円、55億円、40億円を投じて製材工場等を建設中という(前述日経記事)。

近年、規制緩和で木造3階建て住宅が建設されているが、今度は高層建築物(マンション等)の構造材としても木=直交積層板合板が使えるようになろうとしているわけである。すでに「受注開始」とあるから、認可は確定と言っていい状況とみていいだろう。
ナイス、ホクヨー等の工場に太平製作所の直交積層材合板製造プラントが納入されるのではないかと私は期待している。
太平製作所の年間売り上げは前期37億円、今期予想56億円に過ぎないから、前述の各社の投資額からして大いに期待できよう。

株価は激しい動きなので要注意だが、最低250円、あわよくば300円以上も期待できよう。小型株なので前髪はあるが後ろ髪はないことを十分頭において行動されたい。変則的だが推奨銘柄である。

7月31日 0時53分記
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