今回は予告していた拙著『ストップ高連発株』(長くて困るので今後この略称で)の読者限定公開銘柄(6月下旬分)について書くわけですが、その前に前回(3月下旬分)の5銘柄の結果について。

前回の著者選定銘柄  推奨時時価(3.27日前場終値)    その後の高値
A=6373 大同工業       273円                  331円
B=5941 中西製作所    1058円                 1281円
C=6392 ヤマダコーポ     394円                 439円
D=6796 クラリオン       157円                 302円
E=3040 ソリトン         687円                916円

4勝0敗1分け(ヤマダコーポ=唯一目標値未達成)というのが自己評価。
なおタイミングよく本日ソリトンが一時916△150とストップ高した。

さて、今回の銘柄である。

著者選定銘柄       時価(6.25日前場終値)     目標値
A=4929 アジュバン   964円           1090円~1190円
B=6121 滝沢鉄工所   206円            240円~ 268円
C=7838 共立印刷    285円             330円~ 370円
D=7971 東リ       225円            254円~ 274円
E=8914 エリアリンク   128円            145円~ 185円

ここでは、Aのアジュバンについて詳しく書くこととする。

その前に、その他の4銘柄について、まず簡単に書くとしよう。なお、詳細は明日以降、適宜書く予定である。

【滝沢鉄工所】 209△5(7.01日終値)
今期予想実質1株利益は23.7円、来期は同30.2円。予想PERは今期予想で8.8倍、来期予想では6.9倍という工作機械株としてありえない低さ。加えてシェールガス用の掘削ドリル等の加工機械の需要が北米で好調なわけだが、現在同社米国法人がテクニカルセンターを建設中(2015年5月完成予定)。そしてこのセンターはまさにこのシェールガス用掘削ドリル等を売り込むためのものなのである。

【共立印刷】 289▼3
すでに推奨銘柄として詳述した通り。配当利回り、PER等、どうみても超割安。下値不安がほとんどなく、今後も増配は期待できる資産株として強くお勧めする。私も継続買いしている。

【東リ】 226±0
年初来安値191円からの上昇率は18%に過ぎない。この間、19.5億円予想だった2014年3月期の経常利益は26.33億円へ大上方修正され、15年3月期も26.5億円の増益を会社は予想している(四季報前号の予想は18.0億円)。しかも新四季報は16年3月期27.5億円への増益を予想している。コードレス無線見守りマットという材料も、いずれは評価されよう。(数字一部ミスがあり訂正済み)

【エリアリンク】 130±0
ストレージ(収納トランクやコンテナ)は出店拡大で好業績が続く。
年初来安値が107円、同高値が141円で時価が130円。早晩高値吸い寄せ理論に従って141円チャレンジとなろう。

いよいよ本題のアジュバンである。

【アジュバン】 974▼1
スキンケア、ヘアケア製品を美容室経由で販売する会社である。
同業のミルボン、コタとPERを比較してみよう。
注=1株利益、PERはともに来期予想、鎌倉式実質値。
       
         株価    1株利益     PER
アジュバン  974円   109.5円   8.9倍
ミルボン   3435円  172.2円   19.9倍
コタ     1306円    61.4円   21.3倍

私は、これを作って一体どうしてこういう理不尽な株価になっているのだと、しばし呆然とした。成長力、配当利回り、PBR等をチェックしても、むしろアジュバンの優位が際立つ。しかも、アジュバンは今期、新たに業務用カラー・パーマ市場に本格参入、ミルボン、コタにとってこれは脅威、悪材料であろう。
年初来高値は1019円。900円台にあるうちに仕込んでおきたい。

なお、今回のWEB公開銘柄は、5銘柄とも公開時から、まだごくわずかしか上がっていない。しかし、いずれも有望銘柄と自信を持っている。時価近辺なら、ここから買っても問題ないであろう。

7月01日 21時09分記
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