先週末のアメリカ株はNYダウは小幅高(NQは小幅安)だったが、CME日経平均先物は、先週末の日経平均比で93円弱高い。6月相場入りで日本株の出遅れへの見直しが強まる前兆と言えるかもしれない。

私としては、推奨銘柄を提示し、あとは読者に自由にやっていただきたいというのが本心(私の義務というか最低ライン)なのだが、それではそっけないかとサービス的にアフターケア、私の実際の売買もある程度書くようにしているわけである。言うまでもないが、相場など刻一刻状況が変わるわけで、こういうブログでいちいち指示を書いたとしても(タイムラグに加え、指示の影響もあり)、そう有用とも思われない。だから、読者自身の判断が重要になって来るわけである。だからPERについての考え方等株価理論をしっかり身に付けること、あるいは拙著をお読みいただくことを、繰り返しお願いしてきたわけである。

さて、あいHDである。前稿で書いたように、この銘柄は1日の値動きが結構激しい。また1週間とか1ヵ月とかいった期間でみても同様である。いろいろな面でキトーに似ている。こうした値動きのほか、業績絶好調、小型株にしては比較的堅調な値動き(この1年、半年、1ヵ月)等である。そのキトーの方は、5.30日ついに昨年12月に付けた昨年高値を更新した。あいHDも3.24日に付けた1914円高値を更新するのではないかと考えているのである。

材料はもちろん、新規ラベルプリンタ事業である。「5年後200億円を目指す」(会社)わけだが、これのすごさが認知されているのか、私は疑問を持っている。5年後かあ、1年後ならなあなどという嘆きの書き込みがあるからである。
こういう、私にしてみると考えられないような反応は、結局経済音痴というしかないのか。もう一つ考えられる理由は、会社発表を読んでいないのかもしれない。
そこで、会社のIRより、重要な点を抜き出して示しておこう。

>本事業において特に需要の見込まれる米国に、本事業
のための販売会社を設立することにいたしました。本年秋頃までには新製品の量産体制を確立し、
本格的に事業を開始いたします。

>設立予定時期 平成26年6月(予定)・・・・・これは販売孫会社についてである=鎌倉注
事業開始予定時期 平成26年6月(予定)…・同上

>業績に与える影響
平成27年6月期以降の当社連結業績見通しに与える影響については、判明次第速やかに開示いた
します。

これで分かることは、5年後の絵空事的な見通しではなく、すでに準備万端済んでおり、2014年6月(昨日からですな)には販売会社を設立、営業開始、2015年6月期の業績にも影響(=寄与)するだろうということである。
ちょっと、こういうIRを見たことのある方ならご存知のことだが、こういう場合、「業績見通しに与える影響については軽微であります(あるいはありません)。」というのが常套句である。

分かりやすく、私のラフな読み、推測を示そう。

新規ラベルプリンタ事業の予想売り上げ

2015年6月期= 40億円
2016年6月期= 80億円、この期までにはカットデータのダウンロード販売で+59億円
2017年6月期=120億円
2018年6月期=160億円
2019年6月期=200億円

要するに、2016年6月期(来期)には、売り上げが80億円+59億円=139億円
も増加する見通しなのである。2013年6月期の売り上げが324億円(実績)、2014年6月期が同370億円(予想)の会社で、上記の2つの事業だけで139億円、その他事業も大きく伸びているから全体では150億円以上の増加となろう。企業規模のごく小さい企業やM&Aによる場合などを除けば、これだけ売り上げが伸びる企業はほとんどないであろう。利益も、当然、それに応じて、あるいはそれ以上に伸びるとみていい。

このように考えれば、同社の株価がいかに割安か容易に理解できよう。

私は、臨機応変、相場の流れに合わせポートフォリオを変更している。
現在の構成比は1位=CAC、2位=あいHD、3位=放電精密(推)、4位=ノーリツ鋼機(推)、5位=ジャムコ(推)、6位=夢の街(推)である。参考にされたい。
あいHDは30日の下げは絶好の押し目とみて買い増し、月曜以降もそう上げていなければ買い増す方針である。

6月02日 0時31分記

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