【あいホールディングス】
5.15日、引け後、「当社子会社における新規事業開始及び孫会社の設立に関するお知らせ」を出している。とんでもないIRだったわけだが、市場ではこのインパクトが今一つ十分には伝わっていないように思われる。以下、主要部分を示す。

2.新規ラベルプリンタ事業の概要
今回発売開始します新製品は、高速鮮明な印字品質・多様な用紙適正・優れた印字耐候性能に加え、低ランニングコスで定評のある電子写真方式を用いたフルカラーレーザープリンタと、グラフテックが業界トップメーカとして永年培ったカッティングプロッタのカッティング技術とを融合させた、業界初の本格的なフルカラーラベル専用プリンタです。
これによって無地ラベル用紙からのフルカラーで且つ任意の形状でのラベル発行が自在に可能となります。特に米国及びEU 諸国において、2015年までの基準採用が義務付けられ、罰則規定も追加されたGHS(化学品の分類及び表示に関する世界調和システム)ラベルへの要求条件を、完璧にクリアした画期的な商品となっています。消耗品ストックビジネスと合わせて、本事業の事業規模と収益の拡大を図り、5年後には売上規模200億円を目指してまいります。

材料は1株当たりで考えよとは、私が常々強調していることである。これは材料は企業規模と絡めて考えよと言い換えてもいい。
あいHDの2013年6月期の売上げは324億円、14年6月期予想でも370億円である。その会社に200億円が上乗せされるというのである。これで驚けないようでは、株式投資で成功はおぼつかないだろう。さらにカッティング機器関連でカッティングデータのダウンロード販売が急増中で今期50億円が「2016年6月期109億円計画。」(四季報春号)だという。
つまりこの2つで合計259億円の売り上げ増となるのである。
IRJは証券代行業に参入、当時の売り上げ規模に匹敵する30億円規模にまで拡大させるという報道がきっかけで、株価は1年足らずで10倍以上になったことは、当ブログ読者ならご存知のとおりである。あいHDも324億円の売り上げに対し、その8割の259億円の新規売り上げが見込まれているのである。

3.24日に付けた年初来高値1914円は単なる通過点となろう。2000円大台がわりからどこまで行くか、楽しみである。

前稿であいまいに書いたことだが、28日には、上記の新規ラベルプリンタ事業について、社長によるアナリスト向けの説明会があったということが調べてもらって分かった。アナリストたちの反応も良かったようだ。今後、いろいろレポート等も出る可能性がある。

【CAC HD】
リクルートがこの10月にも上場か(日経5.14日朝刊)と伝えられる。6月下旬にも申請か、というから、まさに秒読み段階。本命は図書印刷というのが大方の見方のようだが、私の調査ではCACである。これについては(ここまで書いて疲れたのもあって)後日詳報。
このほか四季報速報で、2014.12月期の予想経常利益を32億円から34億円に、また15.12月期についても34億円を36億円に上方修正している。これもあまり織り込まれていないようだが、新四季報(6月中旬発売)では、そうなっているわけで、早晩評価されよう。
またインドのIT企業アクセルフロントラインを20億円弱で買収したわけだが、ここが業績好調、1Qの好業績にもつながっている。おりしもインドは政権交代で評価が高まっていて、インドと言えばスズキのわけだが、そのスズキ株もここ急騰している。CACはインド関連のニューフェースとしても評価されよう。アクセルフロントラインはボンベイ証券取引所上場企業。株価も急騰しているのでは(そうすればCACの含み益になる)と調査中だが、未判明。情報をお持ちの方がいたらお知らせください。
来期予想実質1株利益は108.5円。1065円の時価はPERは9.8倍。リクルート関連の図書印刷(71倍)、凸版印刷(20倍)、大日本印刷(20倍)、クイック(16倍)等に比べ、ありえないくらいの低さである。

5月29日 1時08分記
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