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19日の相場は、小型株中心に下げた。日経平均は90円安にとどまったが、2部、JQは1.5%を超える大幅安、マザーズは5%超の急落となった。2部、JQ、マザーズはそろって年初来安値更新。追い証とまではいかなくても不足金回避のために売りが売りを呼ぶ展開となっている。
19日に発表された決算を見ると、一段と今期減益予想が増えている。ざっと調べたところで、12社中8社が減益予想だ。これでは投資家の疑心暗鬼が強まるわけである。

【ノーリツ鋼機】
決算は嫌な方になってしまった。経常利益は前期の28.06億円に続く今期予想が25.0億円。純利益は構造改革費用のため5億円にとどまるという。
経常利益は前々期9.52億円、今期の当初の会社予想が21億円のわけだから、5.15日の28.06億円への上方修正さえなければ9.52億円→21億円→25億円で問題なく順調に増益を続ける好決算のわけだが・・・
PTSでは急落となっている。ただ20日、どう動くか。厳しい展開を予想しておいたほうがいいが、すでに上方修正の時に下げていたことでもあり、売り一巡後には、まともな動きが出ることを期待しよう。

【3次元電子マット 見守りシステム】
ノーリツ鋼機の100%子会社のNKワークスが開発した認知症高齢者見守りシステム。

経済産業省と厚生労働省は、平成24年11月に移乗介助や移動支援、排泄支援、認知症の方の見守りなど5つの重点分野を策定。 ロボット介護機器開発・導入促進事業(平成25年度予算額23億9000万円)について、申請のあった46件の開発補助事業のうち、24件を第1次採択事業として決定(補助金総額は約8億円)。 その一つである「認知症の方の見守り」分野において、NKワークスの「3次元電子マットによる見守りシステム」を採択した。 

【2015年4月にも発売】
この24件の中でも実用化が近い9件を経産省は介護ロボット展で紹介しているわけだが、このうちの1つが3次元電子マット 見守りシステムである。、ではいつ発売になり、どのくらいの売り上げが期待できるのか。
私は会社に問い合わせ、直接、お答えいただいたので、それを記そう。
今期(2015年3月期)は機器の有用性を確認、来期早々に(つまり2015年4月にも)本格販売する。
価格は1台20万円、年間1万台の販売を見込む。主に介護施設向けである。

つまり年間売上げは20億円ということになる。
ノーリツ鋼機の年間売り上げは2014年3月期551億円、15年3月期予想560億円である。それが16年3月期には3次元電子マット 見守りシステムだけで20億円加わるわけだから、かなりなインパクトであることがわかる。

このほか詳細は省くが「セーフテック輸液ポンプ」(ニプロと共同開発)、「水循環式フライヤーAQTAS」も期待の商品であり、今後大いに有望だ。

業務用ミニラボ(銀塩式)から、業態転換と言っていいほどの変身途中のノーリツ鋼機である。すでに、このように将来の成長の核はしっかり確保しており,2016年3月期以降、成長軌道にしっかり乗るとみるなら、目先のぶれに一喜一憂しないで対処したい。

5月20日 1時24分記
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