07日の相場は、例によって、世界で最も振幅の大きい日本株の本領を発揮して、大幅安となった。日経平均は14033円▼424円。この水準は2.04日の14008円(本年の最安値)に迫る安値水準である。
値上がり銘柄数96、値下がり銘柄数1685と、全面安だったわけだが、当道場銘柄は半数近くが値上がりと健闘した。

夢の街(推)は引けにかけ切り返し1197△2。ジャムコ(推)も同様で1863△2。明豊ファシリティ279△10(持ち株0だったのだが、読者のお勧めで私は268円でほんの少し先日買った)、イトーヨーギョー(推)480△12。放電精密(推)は786▼4と小幅安に踏みとどまった。
一方、大同工業(WEB公開銘柄)、SRA、EMシステムズ(推)、キトー(推)、クラリオン(WEB)、エスイー(推)などは大きく下げた。

日経平均は、前述のように2.04日の年初来安値に迫り、まさに正念場にきている。つまり、ここで踏みとどまり、ダブル底形成から反転するか、年初来安値更新・一段安となるかの分かれ目にきているということである。
PER、業績等からすれば反騰となりそうだが、ウクライナ情勢等からは一段安という展開も否定しきれない。とりあえずは、どちらもありうるとみて、慎重に行くところだろう。このままNYダウがプラスで終われば、07日アメリカ等に比べ抜きん出て大きく下げた日本株は08日は、それなりに反発しそうだ。

最後に、いくつかの銘柄の見通しについて。

夢の街=2014年4月 経営指標のお知らせ(5.07日発表)でみると、相変わらず業績は順調に推移している。2月中間期業績は、経常利益が2.01億円で直前の会社予想1.39億円を0.62億円上回った。通期予想は3.57億円を4.17億円へ0.6億円だけ上方修正した。つまり、中間期の上回った分(0.62億円を丸めて0.6億円)を乗っけただけの上方修正をしたわけである。
四季報は中間期2.00億円、通期4.60億円を予想しているが、実際にも最低でも、この程度の数字にはなるだろうことが、07日の経営指標のお知らせで一段と明瞭になったと言えよう。07日の強い動きを併せ考えると、株価は上に向かうのではないか。

ジャムコ、放電精密=ジャムコは初期開発費負担が今期急減(10数億円の増益要因かとも)、今期の経常利益は40%超の増益が見込まれる。その決算の発表が08日。
そして、1期遅れで同様のコースをたどるのが放電精密だ。航空機向け新工場の立ち上げ費用先行で横ばいだった経常利益は2016年2月期には一気に急増するはずである。
こうした利益構造が投資家に知られていけば、両社とも、株価は居所を変えよう。

大同工業=どうしてこうも下げるのか、今期の業績見通しが悪いとでもいうインサイダー情報でもあるのかと勘ぐる向きも出てきそうな値動きだ。しかし、大幅上方修正しても株価が上がらない、いやむしろ下げるのは同社だけではない。文化シャッターなどは驚異的上方修正(5.01日14時00分発表)にもかかわらず、時価は発表前より下の株価水準だ。結局、今の地合いがなせるわざということであろう。早晩行き過ぎは是正されるとみて持続。

5月08日 1時00分記
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