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2014.04.13 相場見通し
別稿で相場見通しは書くことに変更した。

月曜以降の相場がどう動くか、正直な話、全く読めない。

CME日経平均先物(6月物清算値)は13895円。これは大阪取引所の日中取り引き終値比では160円安、日経平均の11日終値比では65.5円安となる。
どちらと比較すべきか?今さら聞けない・・・という文句があるが、これなど、私に取ってまさしくそうなのである。確か日経新聞も、しょっちゅう、これに関する書き方というか表現が違うはずである。よく分からず、書く人で違ってしまっているのだろうか。
どちらと比較すべきかはともかく、私の経験では、日経平均の終値と比較した方が、実態としては良かった(言い換えれば、翌日はCME日経平均先物の値程度で始まることが多かった)ように思うが、かなりいい加減な推測であるとお断りしておく。この辺のことについて詳しい方がいらっしゃったらご教示願う。

もし65.5円安とみるなら、これは、アメリカ株などの下落率に比べかなり小幅で、日本株も先行して下げたので、そろそろ下げ止まる予兆かという見方もありうる。
一方160円安とみれば、なお弱い動きだったということになる。ただし、アメリカ株が大きく下げるとそれに輪をかけて下げていた今までに比べれば、多少はましな動きだったとは言えよう。

ウクライナ情勢は、TVのニュースでは、緊張が多少高まっているようにも思われるが、今一つはっきりしない。いずれにせよ、これが一段と悪化するようだと、株式市場にとって、かなりの重荷になることは論を待たない。警戒感を持って見ていく必要がある。

チャート的には、前々稿で書いたように正念場。ここで踏みとどまれるか、下っ放れるか。
日経平均は4.04日以降6立会日連続安で、下げすぎのようにも見える。PERも前稿で書いたように、米欧各国との比較では、めったにないほどの日本株割安局面である。

以上のように、一段安とも下げ止まり・反騰とも読める局面であり、まさに予断を許さない。
結局、どう転んでもおたつかないように、リスク管理をしっかりし、硬軟両様で臨みたい。事態が明瞭になるまでは、値ぼれ買いは慎もう。

4月13日 23時48分記
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