「4半期ごとの業績を調べ、そこから通期業績の予想をする」というのは、今度の拙著でも書いた私の手法だが、ここで、大同工業(推)について、この手法を使って2014年3月期業績を予想してみよう。
注=数字は経常利益、単位は100万円、予は予想

          2013年3月期    2014年3月期

04-06月期     215         868 
07-09月期    ▲ 84         633
10-12月期     331         471
01-03月期     661        予478( 予678=四季報)
 
04-03月期     992        予2450(予2650=四季報)


上表で重要なのは、

01-03月期     661        予478( 予678=四季報)

の部分である。

1Q、2Q、3Qと全ての期間で2014年3月期は2013年3月期の数字を大幅に上回っている。
しかるに、4Q(01-03月期)のみ、そうではないことが、はっきり読み取れるわけである。

2014年3月期の4Q(01-03月期)の経常利益を478と前年同期の661を大幅に下回る予想にしている会社発表の数字が現実的でないのは言うまでもない。

ただ各四半期の数字は、ある意味読み難いものがあり(例えば2014年3月期は各四半期、期を追うごとに経常利益は減少しているから1-3月期は10-12月期の471より少なくなるのではという見方もないではないであろう)、軽軽な判断は差し控えるべきだろう。

しかし、それでも、会社発表の数字を上回ることは必至であり(この数字は上方修正したものであり、それを下回ることは、過去の例からしてまずない)、四季報の数字もどちらかといえば控え目、これを上回る可能性も十分あるであろう。

また2014年3月期の配当は、会社情報は前の期と同じ3円予想だが四季報は今号で「増配か」という文言を追加、3~5(円配当)としている。

というわけで、大同工業は、一番うまく行けば、業績上方修正、増配となるわけである。最悪の場合はどちらもなしとなるだが・・・

相場見通しについては稿を改めて。

4月10日 22時29分記
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