前稿の末尾で

>現時点でNYダウは100ドル程度の値下がり、為替(対ドル)はほぼ横ばいとなっている。7日に大きく下げたこともあって、CME日経平均先物は小幅な下げにとどまっている。NYダウが下げ幅を縮めて終わるようなら、8日の日本株は、小型株中心に堅調な展開もありえよう。ただしNYダウが大幅安で終わるようだと、そう楽観も出来ない。

と書いたわけだが、そのNYダウは167ドルの大幅安、為替も対ドルでやや円高が進行したこともあって、08日の相場は日経平均で202円の大幅安となった。

しかし08日のアジア各国株は中国、韓国、台湾、香港等そろって上昇(インドのみ下落したが下落率は0.07%)している。また08日のアメリカ株は、現時点でNYダウは40ドル余の値上がりだが、日経平均先物 大証(夜間)は日経平均終値比で150円弱安い。これは為替相場が1ドル102.12円程度へと一段と円高が進んでいることを嫌気しているものと思われる。

一応、現下の状況を書けば、上記のようなことになるわけだが、それにしても、独り日本株の弱さだけが際立つ。
アベノミクス第3の矢への懸念、外国人売り、消費増税後の落ち込みへの懸念、中韓との関係改善の見通し立たず、といったことが、じわりときいているのかもしれないが、それにしてもである。売買高、売買代金も低水準が続く。

こういう状況なので、注意深く慎重に行くしかない。
私は、08日、3480△25と値上がりしていた共立メンテナンスを少し処分(私には「損切り」という概念は無いが、通常の用語に従えば「損切り」したわけである)、その他、そこそこ堅調に推移していた銘柄を多少売り、大幅安していたキトー(推)を1972円でわずかだけ指し値買い、強い動きだったクラリオン、ジャムコも少し買った。ただし、ここは持ち高は減らすところとみているので、トータルでは売りのほうが多いのは言うまでもない。

大同工業(推)は310▼15と大きく下げたわけだが、ここまで変わらずをはさんで8連騰だったので、ある意味、当然の下げ。さらに1、2日の下落もありえようが、強気堅持。300円ともなればPER7.85倍となり、買いそびれた向きの買いがどっと入って来よう。

日本商業開発(推)は、じりじり下げ続けているが、薄商い銘柄ゆえの値動きであり、じっくり構えよう。みんかぶのトップインタビューで松岡社長が
>「今後は東証への上場を目指して株主へのご期待に応えていきたいと思っております」と、明確に東証上場への意欲を語っている(4.07日)。
同社の「JINUSHIビジネス」はまさに信用が第一なので,東証上場となれば、そのメリットは絶大で、株価への影響も大きい。この辺のことも、いずれじわじわと評価されてくるであろう。

過去の推奨銘柄等で、大きく下げたりすると、決まってもう××はダメでしょうか?的なコメントが寄せられる。
これについては、これまでも書いて来たはずだが、そういうご質問はご遠慮いただきたい。
私は「はい。××はダメでしょう。売りなさい。」などとは口が裂けても言えないのである。大丈夫の場合だけ書けばと言われるかもしれないが、そんなことをすれば、大丈夫のコメントの無い場合は売りなんだなという憶測を呼びかねないから、それもできないのである。また、ダメかダメでないかなど、そう簡単に断定できないものでもある。基本的に売り場は自分で判断・私が書くのは例外的なものと心得られたい。
だからこそ、私は口を酸っぱくして読者各位の技量の向上への努力を言っているのであり、拙著の熟読をお願いしているのである。

4月09日、1時32分記
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